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Edward Van Halen は永遠に

2020.10.07 (Wed)

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偉大なるギターヒーロー、Edward Van Halenが亡くなったという情報が今朝飛び込んできました。NHKの朝のニュースですら取り上げる大事件。僕は今年53歳だけど、番組の制作に関わる世代が僕か僕より少し上くらいだとしたら、まさにこれは大事件。他の世代がどうであれ、僕らにとっては大事件。とくに80年代を中高大学生で過ごした人間にとっては大事件。

僕にとってエディーは、ギターを弾き始めた時は、すでに真似すらもできないような大御所でした。「1984」がリリースされた時、僕は高校1年生。はじめてリアルタイムに聞くVAN HALENの最初の音は、「1984」のシンセサウンド。ギターヒーローのギターバンドなのに、いきなりシンセだけのインスト曲!なんで?!でも、そのアルバムのワチャワチャなパーティーサウンドがいかにも西海岸のバンド!というインパクト絶大でした。

コンサートでVAN HALENを弾いたことが一度だけあります。高校に通って4年目(!)の文化祭。軽音部の後輩バンドが「『5150』の「Dreams」を演目にあげてたんだけど、どうしてもギターのソロが弾けなくて…先輩弾いてくれませんか?」と頼まれて弾いたんでした。高校はいちおう卒業していたけど、そこの補習科に通っていたので、卒業生といえば卒業生だけど、在校生といえば在校生という、反則ギリギリのヘルプ参加。ステージの裏で僕が弾いて、後輩がオモテで当て振りしたのでした。久しぶりにギターを弾くのがエディーのソロ。浪人が決定した時にギターを一度手放し、同期の家に預けていたので、まずは家までギターを届けてもらい弦の交換から。一週間、基礎練習からやり直して、なんとかソレらしいソロにして本番。なんとか弾けたけど、ステージ上の動きと音が全然違うというバレバレ。受験時代の良い息抜きになったのを覚えています。

改めて聞き直すと、僕は、『F@U#C%K』の9曲目「Right Now」から「316」「Top of the World」という3曲の流れに、今もジーンときます。大学4年間やるだけやって全然芽が出なかったバンド活動。音楽で食べていくことはすっかり諦めて、授業にもちゃんと出て(しかも朝の1限目に出て)それが終わるとバイトという大学5回生生活。一番大学生らしい生活をしながらも、どこか寂しい気持ちももっていた時に、レンタルCDで聞いて、「あぁもうすぐ同期達のように社会人になるんだなぁ~」と思って聞いたのを覚えてます。

時は流れ、その翌年、社会人一年生時代。どういうわけだか、僕のOJT担当は、人事部をして「あいつ(僕)でもダメだったか」と言わせるくらいアクの強い人物。時代が時代ならパワハラで一発アウトだろうけど、当時はそんな言葉もなく、ただただ毎日が理不尽。そんな「with 理不尽」(by 清水ミチコさん)な毎日を支えたのが、1993年2月にリリースされた、画像で持っているVAN HALEN LIVE "Right here,right now"のLD。毎朝、LDを見て「えいや!」と社員寮を出て、帰ってきて「今日もいろいろあったけど、帰ってコレが見られた!」と毎日過ごしてました。3月に退社するまで、ほぼ毎日見続けてました。「来年の事業計画から、僕を抜いてください」という退社意向を営業所の所長に伝えた朝は、大音量で聞いて出掛けました。ま、なかなか所長に言い出せなくて、3日続けて爆音な朝をしたんですけどね。

会社員生活を終えた2年後の1995年。はじめて大阪城ホールでVAN HALENのLIVEも拝めました。サミー・ヘイガーはこの半年後に脱退。この年、リリースされた「Balance」の音に暗さが垣間見えたのは、まんざらでもなかったのかもしれないけど、LIVEは文句なしの完璧なエンターテイメントでした。本当は、LDをもっている「Right here right now」ツアーを見たかったんだけど、日本にも来なかったし、僕の中では、VAN HALENの一番いい時のLIVEをみることができたと思ってます。

高校、大学、社会人という激動する生活の中で、VAN HALENは常に僕の近くにいたわけです。


そのVAN HALENのギターリスト、エディーは、とにかくこれまでのギターの奏法やアクションや音や楽器そのものを、変えていく人でした。その辺りは、マニアの皆さんの分析が充実していると思います。

僕にとって革新的だったのは、

エディーは笑顔で弾く!
でした。

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それまでのギター弾きは、クールに弾く人が多かったように思うのです。でも、エディーは、クールさよりも弾いてるのがハッピーという雰囲気でした。とくに、はじめて、エディー・ヴァン・ヘイレンを見たのが「Jump」のPVだったので、その楽しそうにギターを弾くスタイルに衝撃をうけました。

僕のバンドのLIVEを見に来たウェールズ人の友人は、「バンドの音楽はクソだけど、Ryoは楽しそうに弾いてて、それはとてもよかった」と言われ、ウレシイやらなんやら複雑でした。

今は全然違う仕事をしてますが、パフォーマンス中は明るく楽しく語る!をモットーにしてます。家事って楽しいよ!育児ってオモシロい!そりゃ、いつも楽しく、いつもオモシロイわけじゃないけど、それでもトータルちょっとでも楽しけりゃエエやん!オモシロイと思えたら儲けモン!脅しても人は動きませんし、動いたとしても続きません。心から「おもしろそう!」「楽しそう!」「オレもやってみたい!」「あたしにもできそう!」と思ってもらえるコトが大事。

ハッピーをステージから伝える。
それはエディーが教えてくれたことかもしれないです。

Edward Van Halen よ永遠に。
そしてありがとう。
18:17  |  音楽  |  Comment(0)

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