FC2ブログ
03月≪ 123456789101112131415161718192021222324252627282930≫05月

48歳になりました

2015.12.10 (Thu)

2015120701.jpg
12月7日という、アメリカでは「リメンバー・パールハーバー」の日に48歳の誕生日を迎えました。4周り目の年男ですが、なにしろ12月生まれなので、48歳になってもすぐに申年になってしまいます。あんまり年男という実感なく47歳の2015年を過ごしてきました。

誕生日当日は、Googleのtopページが上の画像のようになっていたので「誰かの誕生日かな?」と思ったのですが、どうやら「ご自分向け」にこの画像が出るようです。

2015121002.jpg
朝、加奈子からメッセージカードをもらいました。こういったお金で買えない世界で唯一のモノが、ウレシイ年齢になりました。

自分用に特別なにか買うこともなく、好きなモノを食べるわけでもなく、晩ご飯は主夫である自分で作るという、ごくごく平凡な一日。ただ、日常が続くというのもエエもんです。特別な日にしないと!というのは無くなりました。娘のカードが特別な日にしてくれましたから。

2015121001.jpg
自分のために特に買う物はなく…と言っていたら、ズッと前に注文して「在庫切れ」のために到着が遅れていた、故水木しげる先生の戦争物の漫画が、偶然にも届きました。外側の2冊は以前から持っていたのですが、中程の3冊と『劇画ヒットラー』を購入しました。水木先生が亡くなられたのを知って、すぐに注文したのですが、みなさん考えるコトは同じだったようで、一時的な在庫切れを起こしていたようです。

これらの戦争物の中でも、一兵士の視線で描かれたモノは、どれも考えさせられる内容ばかり。とくに勇ましい系の話では無く、戦争の不条理などを描いた作品は素晴らしい。『白い旗』に収録されている、硫黄島の戦いを取り上げた「白い旗」での、海軍の隊長と陸軍の大西中尉とのやりとりなどは、戦後の日本がとっくに乗り越えてなければならないのに、未だ消化することができない問題がゴロッと横たわっている気がしました。

僕が好きなのは『水木しげるのラバウル戦記』。これは漫画ではなく絵本なんですが、戦場の中で軍人らしからぬ水木しげる本人の人柄が出ていて、物語にグイグイと引き込まれます。水木さんのような、その組織の中でチョット異質な人が、結果的に生き残ったというのは、今で言うダイバーシティーの具体例の一つといっていいかもしれません。

誕生日から数日掛けて、漫画や物語を堪能しました。生まれて48年間、戦火を知らずに生きてくられたコトは、本当に有り難いことで、次の世代にも引き継がねばと思います。同時に、戦火が当たり前だった時代のことを知らずして、その有り難さをを知ることもできないと思うのでありました。なんだか最後は水木さんの文体になってきた。

水木しげるさんはお亡くなりになってしまったけど、こうして著作が残っていると、僕がページを開く度にあの姿がよみがえってきます。著作とは素晴らしいものです。
 
20:24  |  日々の出来事  |  Comment(0)

Comment

コメントを投稿する

Url
Comment
Pass  編集・削除するのに必要
Secret  管理者だけにコメントを表示  (非公開コメント投稿可能)
 

▲PageTop

 | HOME |