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ハワイ旅行記(マウナケア編)

2015.08.27 (Thu)

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今回のハワイ旅行、最大のイベントは、すばる望遠鏡が設置されている標高4205mのマウナケア山頂(すばる天文台のある場所は頂上ではないけど)で夕日を見た後、星空を観測するツアーへの参加。

個人で行くのは、高地への順応であったり、レンタカーの進入禁止区域などがあったりで、素人には難しいので、太公望のツアーに参加しました。

「行こう」というのは、日本にいる時から決めていたことだったのに、「いつでも予約できるだろう」と油断していました。8月16日にハワイ島へ移動したので、「8月17日か18日のどちらかで行ければイイや」と思っていたら、両日ともツアーは満席という返事。調べてみると、月が細いのは18日までで、この間の星空観測ツアーは満席になることが多いそうな。

17,18日が満席と分かったので、すぐに19日の予約を入れたところ、こちらはすんなりOKに。

午後13時半にホテルに迎えのバンが来るということだったので、午前中は山頂までに履く用の加奈子の長ズボンを探しに、ホテル近くのスーパーをウロウロ。日本と違って、ちょっとスーパーへ行くにも自動車がないと不便なアメリカ(ハワイと言えども同じ)。車は和子さんが仕事で使っているので、歩いてスーパー巡り。といっても、暑いハワイの夏。長ズボンなど早々に見付かるモンじゃない。長靴下を靴のアウトレットショップで見付けたので、それを履くことに。

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ハワイに到着してから、今ひとつ体調がよくない加奈子。「胃が痛い」と言い続けていて、食欲は激減。スーパーのテイクアウト店で二人で一つのランチボックスを買ったんだけど、「よぉ食べん」で食べたのはほんの数口のみ。僕も高山病への順応が不安で、二人ともナーバスなランチタイム。

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13時25分頃、ロビーに現れたのは、ひげ面で長身キャップを被ったアメリカン。ファイルを持ってキョロキョロしているので、「もしや?」と思ったら、「あ、どうも、山田さんですか?」と。「日本語ガイド」と書いていたので、てっきり日本人かと思ったら、見た目はアメリカン!のジェシーさん。神戸をはじめ関西に12年住んでいたという関西弁も喋れるジェシー。さっそく、僕が着ていたTシャツを見て「これ!イイねぇ。どこで売ってた?」と。オタク文化は国境を軽く越えますな。

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僕たちを入れて10名の参加者とジェシー。参加者が時間にキッチリ集まったので、少し時間に余裕があるとのこと。「ユックリ行きましょう」というこのツアー。まず最初に訪れたのは、Hamakua Macadamia Nut Company。美味しいナッツとコーヒーで一服。

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そこから200号線サドルロード(ダニエル・イノウエ・ハイウェイ)に入って、マウナケア・フォレスト保護区の南西部にある休憩所でまた一休み。上の画像は、クリックすると拡大表示できます。後ろに写っているはずなのはマウナケアなんだけど、雲の中。なにかイヤな予感がする。

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オーガニックケーキと温かいお茶の軽食。ここはまだTシャツとジーンズでOK。といっても、カイルア・コナと比べるとかなり涼しくて気持ちイイ。マラソンのトレーニングにはちょうどイイ感じ。

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ユックリと身体を高地に慣らすために、ジェシーもいろいろプログラムを用意していました。これは足下を探してペリドットを探しているところ。

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次は、マウナロア溶岩台地。さっきの場所からは少しだけ標高があがっているような、そんな場所でしたが、ここで長袖を着用。冬のマラソン用のインナーを着ました。加奈子はタートルネックシャツ。二人ともインナー系で薄くいきましたが、帰りは山頂付近から一気に町まで降りるので、車内は暖房から冷房になります。重ね着する方が脱ぎやすく便利でした。さいわい、二人とも最後尾座席だったので、そのまんま長袖インナーを脱いで着替えました。

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ここはまだそれほど標高が高いわけでなく、飛び跳ねても全然問題なし。最初はセルフタイマー撮影でこれにチャレンジしていたのですが、「あ〜もぉ〜、カメラ貸してみ」とジェシーが撮ってくれました。

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そしてオニヅカ・ビジター・インフォメーション・センター。標高2804m。この時点ですでに僕の人生中、最高の標高地点に立っています。さすがに空気が少し薄くなってきているのを感じたけど、加奈子は意外とケロッと。ここが最後の水洗トイレ。まずはトイレ。行列になって30分待ちということもあるそうな。

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休憩時間中に銀剣草(シルバー・スォード)を探しに。マウイ島のハレアカラと、マウナケアとヒマラヤだけに生息する植物。そして、数年から数十年という、草の寿命が尽き枯れる前に、一度だけ咲くという貴重な花を見ることができました。

ここから一気に山頂付近へ。アッという間に上がっていきます。そして!

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人生最高の標高地点に立ちました。約4200m地点。後ろは、すばる望遠鏡のある国立天文台ハワイ観測所。見事にガスってます。ガスっていると言うよりも、雲の中です。この日は、西と東と両方から雲が押し寄せてきていて、逃げ場のないコンディション的には最悪の状態だったようです(ジェシー弁)。

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サンセットツアーでありながら、サンセットが拝めないという、よほど普段の行いが悪かったのか?ということに。申し訳程度の夕焼けです。

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こちらは太陽と反対側。下の黒い部分が地球の陰で、その上が「ビーナス・ベルト」。こっち側はまだ雲が少ないです。僕たち父娘と大阪の看護師さんと看護学校の先生と4人でバンザイ。なかばヤケッパチ。


もしかして雲が切れるかも?!とiPhoneのタイムラプス動画で撮影しましたが…結果はご覧の通り。

心配していた高山病はほとんど問題ありませんでした。ゆっくり時間をかけて登ったおかげかも。生ビールの中ジョッキをグイグイッと飲み終わったような、若干の酔っ払い感はありましたが、頭痛や吐き気といった症状はまったくありませんでした。他のツアーでは、うずくまっている人やひっくり返ってしまっている人もいましたが、ジェシーのツアーはみんな元気でした。加奈子も元気で、あっちこっちウロウロ。

そういえば、山頂でもトイレがあったので行ってきました。マラソン大会でも見掛ける簡易トイレ。だけど4000メートルになると乾燥もあってほぼ無臭。人生最高地点でのオシッコでした。

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星空観測もかなり厳しい状態に。ジェシーが雲の切れ間を求めて、あっちこっちドライブして、ようやく見付けた雲の隙間。天空の70%くらいが一時的にパッと開けました。

上の画像(クリックすると拡大表示できます)は、さそり座といて座のあたり。真っ暗闇でカメラを天空に向けて、どこが撮れるかもわからずカメラの「星空夜景モード」でシャッター切ってみました。もう少し下を狙えば、キレイにさそり座が入ったようです。カメラはCanonのPowerShot S120。初めての星空撮影でしたが、なんとか写りました。デジタル一眼も持って行ってたんですが、あれこれ設定を試すにも、とにかく真っ暗闇。そして、雲が切れたのはホンの一瞬。向きを変えてもう一枚!とチャレンジしたのは、半分が雲の中。そして再チャレンジの機会は最後までありませんでした。もともと星空の撮影はおまけ程度でした。夕焼けはキレイに撮りたいと思って、カメラも数台持って行きましたが、星空は肉眼で見たようには撮れないだろうなと、三脚も小さなモノしか持って行ってませんでした。

星空観測もサンセットと同様、雲に阻まれましたが、僕は生まれてはじめて「天の川」を自分の目で見ることができました。もうそれで十分でした。なにしろ子どもの頃から近視で、星空に興味を持った頃には、オリオン座と北斗七星やカシオペア、夏と冬の大三角形が見える程度でした。メガネやコンタクトレンズを使うようになった頃には、星空が見えにくい地域で暮らしていたし、そもそも星空を見上げることもなくなっていました。

空にはこんなに星があったのか…ということを自分の目で見て確認できてヨカッタです。

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帰りは一気に山を駆け下りました。ホテルに着いたのは夜の22時。8時間半のツアーでした。最後に、夜食のお土産。カイルア・コナの「寿司Shiono」のちらし寿司。美味しかった!次の日のランチもここで食べたくらい。

サンセットも星空もイマイチでしたが、あそこまで行った!で満足。そして天の川に大満足でした。ガイドのジェシーにはチップもたんまり!もしも次の機会があるなら、次もジェシーで!

加奈子は、「たくさんの人と出会えて、話ができたのがよかった」と言ってました。ガイドも日本語だったし、参加者も全員日本語を使う人。久しぶりに言語的ストレスなしに過ごした時間だったはず。「行った、見た、買った」はある程度、追体験ができます。でも、出会いだけは一期一会。僕が旅で一番大切にしたことも一期一会。「また会えるだろう」はほぼ実現しません。そのことが少し加奈子にもわかってもらえたのかな。英語が使えるようになると、もっとたくさんの人と出会えるようになるんですけどね。すでにペーパーテストでは、今の僕の得点を抜いている加奈子なので、あとは失敗を恐れない度胸とパッションさえ付けば、たくさんの出会いが待っているはず。本人もそれに気付いたみたいでした。
 
18:00  |  旅行  |  Comment(0)

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