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高雄から台鉄でちょっと鉄旅

2015.07.18 (Sat)

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画像は、台湾の岡山駅に到着した「莒光号」列車。日本でいうと急行扱い。日本製の客車です。(クリックすると拡大表示します)

さてさて、2泊3日の高雄滞在の真ん中。滞在中は台風直撃を想定していて、なんにも予定を考えてなかったので、午前中はとにかく海に向かってブラブラ。午後は天気ももち直してきたし「なにをするか?」と。こりゃもう鉄道に乗るしかない!と美麗島駅近くからテクテクと歩いて台鉄高雄駅まで。

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目に留まったのは旧高雄駅舎。1940年日本統治時代の建物です。といっても、これは今は使われてなく資料館扱い。

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今の駅舎はこれ。でも、これは仮住まい的建物。

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今、高雄駅は地下化工事中。この地下化工事が終わると、旧駅舎が入口として再び使われるようです。古き良き建物を末永く使う…イイですね。今の場所まで移転するために、ズルズルと引っ張ったそうですが、その様子も資料館で見ることができます。

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仮住まいとはいえ、この地方最大の高雄駅。1階はだだっ広い有人窓口があります。が、僕はちょい乗りなので、2階の自動券売機で。この券売機、行き先方面別に買える切符が決まっています。馴染みのない駅名に「いったいどれで買えば」となり、しばし構内の路線図とにらめっこ。そして、お金を入れて、人数、種別(特急or急行or普通)、大人or子ども、そして行き先駅名を押します。

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乗車駅と降車駅の名の入った切符が出てきます。日付、時刻、種別(区間=普通)、高雄→岡山(約21.5km)間、31元(124円)という切符。高雄→岡山間は、普通列車で25分。大阪→高槻(21.2km)を新快速でいくと15分ですが260円かかります。僕は、旅行者だから時間に追われているわけでもなく、少々遅くても安い方がイイです。

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改札上にあるボードで乗車ホーム番号がわかります。僕が乗る電車のホームの番号は「4A」。これは4番目のホームのA側という意味。線路ごとの通し番号でないのは、慣れると便利。例えば、乗り換えの時など、「2番線」と「3番線」というように番号が隣だけど、実は跨線橋や地下道をわたって隣のホームに...ということが起こるのが日本のホーム番号。ところが、高雄駅(きっと台湾全土も)の場合、「4A」と「4B」は同じホームだけど、「4A」と「3B」は渡らないといけないのが一目でわかります。乗り換え時間の目安になります。

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いざ、ホームヘ。何気ない写真ですが、駅員さんや待っている人、弁当売り場に「夜は女性専用待合場所」の看板など、いろんな情報が飛び込んできます。

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POLICEの点検が定期的に。涼しげなお顔の女性警官でした。

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隣のホームには荷物客車!日本でも分割民営化する前は、客車の中に郵便車なんかが組まれてましたね。昭和な風景です。

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普通電車の車内です。病院の待合室でお馴染みタイプのベンチが並んでいる感じです。長旅には向きませんが、人間観察には楽しい座席です。

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乗ったのはEMU500形。韓国・大宇重工製の車両です。いかついゴツゴツした顔をしています。台湾の普通電車は、基本的に窓が小さいのですが、日差しがキツイ台湾なので、このくらい窓面積が小さくてもイイんでしょうか?車窓を楽しみたい僕には、ちょっと寂しい窓でした。

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岡山駅で降りると(なんだか日本にいるみたいな表現)、目の前にはこれまた無骨で重量感タップリなヘビーメタル・ディーゼル機関車「R31」。

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そして、機関車の後ろには、もう日本では見ることの少なくなった各種の貨物車両。ホッパー車に有蓋車。

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無蓋車の向こうは…車掌車?昭和時代は、日本の鉄道にもこんな貨物列車が走ってましたね。

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向こうには保線車両。これは日本で使われている現役車両とまったく同じでは?

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ホームにいてキョロキョロしているだけでもウハウハ。そして改札へ行くと…こっこれは!もしかすると、大阪市交通局にまったく同じ色のがなかったっけ?という自動改札機。調べてみると、やっぱりありました(玉造駅の自動改札機)。岡山駅で見た大阪市の自動改札機。でも、ここは台湾高雄市。

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屋根には台湾の国旗が掲げられていますが、まちがいなく岡山駅です。

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1時間ほど、ブラブラして帰路へ。帰りは普通ではなく「自強号」という特急で。普通と同じ区間でも料金が違います。帰りの岡山→高雄は「自強号」で19分でした、料金は49元(196円)。行きは普通車で31元(124円)距離が短いせいか、あんまり違いがありません。

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来ました「自強号」台鉄E1000型電車。西部幹線ではジャンジャン走っています。

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編成の前後端に南アフリカ製の電気機関車を配置し(プッシュプル式)、中間に韓国現代精工製造の客車を挟み込んだ列車。客車はいろいろ不具合が起こりまくりという話。客車なのでモーター類を積んでなく静かだけど、発車の際にはプッシュプル式特有の前後にガックンな揺れがあるとのこと。

僕が乗った列車は、超スロースタートでガックンという揺れは感じませんでした。問題視されていた高速走行中の振動は、台湾当局の改良でマシになったらしく、これまた僕が乗った車両は感じませんでした。

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車内はこんな感じ。昔の言い方をするとロマンスシート?日本で言うと485系タイプのいわゆる国鉄特急な座席感覚。これまた昭和の香り。けっして座席がヘタッているわけでもなく、座り心地が悪いわけでもないです。リクライニングはかなり傾きます。もっと長い時間乗っていたかった座席です。

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車窓は、まさに南の島の風景。沖縄よりも南を走っているというのを実感できます。

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そして、高雄捷運の高架線。

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そしてそして!台湾高速鉄道の左営駅。次に台湾に来た時は、アレに乗りましょう。

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キョロキョロしているとアッという間に高雄駅。ここでも、れいの重量感あるディーゼル機関車「R138」。

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向こうでは一番新しい普通電車のEMU800型が出発。この車両のグッズはいろいろ売られていました。期待の新星のようです。

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高雄駅からさらに南へ行き、そのまま台東方面へ行く「自強号」DR2800形ディーゼル特急。これは日本の東急車輛製。ガルルル〜と力強く出発していきました。台湾の東部も機会があれば行ってみたいです。

昼間の数時間だけの鉄道旅でしたが、十分楽しめました。特急車もイイですが、ローカル線の旅はイイですね。
 
16:28  |  旅行  |  Comment(0)

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