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男性の家事は被災地だからこそ大切

2011.10.08 (Sat)

今年前半は例年以上に忙しかったのに、
秋以降の講演はポツンポツンと予定が入ってるだけ。

もう主夫が人前で
「男性も家事した方がエエで」
と講演する必要のない時代が来たか?
と、うれしさ半分、さびしさ半分。

聞くところによると、
今年は東日本大震災の影響で
各自治体で予定されていたいろんな種類の講演が、
危機管理や安全管理、メンタルサポート等の講演に変更されたようです。
今年後半の超ノンビリ状態も、それを聞いて納得。
そりゃ、男女共同参画よりも孤独死防止が優先されますよね。

そんな中、昨日だったか一昨日だったか、夕方のニュースで
被災地のパチンコ屋が、朝から男性達で大入りだと。
聞けば、「仕事はないし、家にいてもやることないし…」と。

仕事がないというのは、ホンマにさびし~なるもんです。
預金残高がみるみる減っていくのは、
希望や復興と逆方向な気持ちになります。
僕も阪神淡路大震災がキッカケで仕事を失った一人なので、
その気持ちはよくわかります。
そんな寂しさや心細さを紛らしたい気持ちもよくわかります。

でも、決して儲かるもんじゃないのがパチンコ。
時間も金も失い、おまけに依存症にでもなってしもたら、
復興や再建はますます遠ざかります。

発想を変えてみることが必要です。
「仕事がないからやることがない」ではないのです。

生きてる限り、やることは身の回りにイッパイあります。
とりあえず、今日食べるもののことを考える。
今夜、寝るところのこと、
明日、着るもののこと、
親や子どものこと、近所のこと、学校のこと…
そういうのをひっくるめて「家事」といいますが、
家事は、毎日やることがあります。

そして、やればやっただけ結果がでます。
仕事探しはやってもなかなか見付からないかもしれません。
でも、鍋は磨いたら磨いた分だけキレイになります。
洗濯物は一つずつでもたためば確実に片付いていきます。
料理で失敗することがあるかもしれませんが、
確実に役立つ経験が身に付いていきます。

こんなに結果がわかりやすく、身になる「やること」、
家事以外では日常生活にはなかなかありません。

結果が見えるから、気持ちも晴れていきます。
気持ちが晴れていくから、
今やってる家事と、少し先の片付いた未来がつながります。
見通しが立つから、笑顔の時間も増えていきます。
笑顔が増えると…


シンドイ時こそ家事しましょう!


「男性も家事した方がエエですよ」というのは、
被災地のパチンコ屋のニュースを見てもわかるとおり、
まだまだ浸透してません。

男性も家事してみることは、
本当に小さなささやかな一歩ではあるけど、
間違いなく復興に向かう一歩です。
こんな一歩が積み重なって、道路や建物だけじゃなく
日々の暮らしや心の復興ができるんだと思います。
00:50  |  男の家事  |  Comment(0)

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