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超集中で原稿を書く秘策?

2011.09.26 (Mon)

お昼過ぎに、電話が鳴りました。
一緒に東京新聞の連載を作っているイラストレーターのホンマヨウヘイさんからでした。
「次の原稿の締め切り、明後日らしいですよ」
「えっ!?イラストも入れてですか?」
「そうなんです。なので山田さんには明日の朝までに原稿をあげてもらわないと…」
「わかりました」
と電話を切る。

明日の朝までか…でもまぁネタは集めてたし。
と気楽に考えてたんですが、イザ書き始めようとすると、なかなか最初の一文が出てこないのが常。

内容のイメージは決まってるので、原稿を待ってるホンマさんに再度連絡。

2011092702.jpg

その時に役立つのが、この両手がフリーになるインカムマイク電話。
話ながら要点をメモ。
「内容は決まってるので、先にだいたいのことを伝えておきます。今回は掃除ネタです。それで・・・・・」
「背景は汚れた感じを残しますか?それとも」
と内容を伝えるとともに、イラストとの摺り合わせもそこでしてしまう。

誰かに口で伝えることで、自分が本当に伝えたいことの軸が見えてきます。僕は、頭の中で考えても出てこない時は、とにかく話すことで整理をします。普段は和子さんに相手をしてもらいますが、今回は仕事のパートナーに相手してもらった感じです。これがあるとないとでは、その後のスピードが大違い。

2011092701.jpg

厄介なのは、話し言葉と書き言葉がチョット違うこと。話ながら断片的なメモは残すものの、それは電話の後で一度リセット。そして「これが伝えたいことや!」と思ったことや一番印象に残っていることをノートの右隅にメモ。そして左上から右下のゴールに向かって、あれやこれやと実態や実践例などを載せてボリュームを付けていきます。内容の分量がたくさん必要な時は、もっともっと大きな紙面を使います。

ここまでに電話が約10分、メモ書きが約40分。この準備時間があって、やっとパソコンで入力。

ノートのメモは細かな表現などがスッ飛ばされてるので入力しながら調整。たいていノートの内容全部を文章にして入力すると文字数オーバーなので、ここからカットしたり省略したりの作業。やっと文字数が収まったら、プリントアウトして校正。文字数が少なくても、プリントアウトしないと校正できないのはアナログ世代の哀しい性。

急ぎの仕事でも1回は寝かしたいので、プリントアウトしたらお茶をしにパソコンを離れる。再度、原稿を読み返すと、表現の揺れや重複もよりよく見えてくる。

という作業の末、なんとか90分後に原稿をホンマさんに届けることができたのでした。

ライターさんそれぞれのやり方がありますし、僕も分量が多い場合は、こんなにスムーズにいかない場合もあります。今回は、前々から講演で話している内容でもありましたし、ネタ集めには困りませんでした。

このオオモトはと言うと、「プロ主夫山田亮の手抜き家事のススメ」が出た少し後、ある大きな出版社の編集さんから「男性に読んでもらえる家事本を書いてみませんか?」という企画依頼が来た時に、提案した内容でもあったのです。時間も経ってて実例や実践例も熟れていました。企画を持ってきてくれた担当さんとは、異動(もしくは転勤?)があったようで連絡がとれなくなってます。あの時は「企画が通るかどうかもワカランのに?」と思いながらも、担当さんの熱意に応えようと内容を絞り出したもんでした。今回、ほんの一部分ですが、蔵出しすることができました。なんでも、話があった時に、頑張ってみるもんだと思います。その時は結果が出なくても、きっといつか役に立つ時がくるモンですね。

今回の記事は、10月5日の東京新聞に掲載される予定です。
22:54  |  仕事ネタなど  |  Comment(0)

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