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生保会社で父子世帯リスクについてセミナーしました

2011.08.25 (Thu)

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某生命保険会社でセミナー「男のライフリスクを考える~父子世帯、介護の実態~」の講師をしました。

今でこそ、僕が父子世帯問題を講座で扱うことは、めったにありません。でも、大学院時代に論文を書いたこともあるくらい、僕の原点ともいうべきテーマです。男性の家事や育児参画が進まないことの一番の歪みは、この父子世帯問題にあると考えています。「な~にが今さらイクメンやねん!」と言う知人の父子世帯父ちゃんもいます。そのくらい切迫した問題なのに、日本の父親の多くが思考停止している領域です。想像したくない領域なのかもしれません。

あと1時間で出発という時に、担当さんから携帯電話がありました。「よろしく~」も含めた最終チェックの電話だと思って出てみたら「ちょっとお詫びが…」という。なにごとかと思ったら、担当氏の彼女さんが、予定日よりも早く子どもが生まれるらしく、急遽、お休みしているとのこと。打ち合わせ段階で、彼の上司とも情報共有してたので、とりあえず安心。でも、こういう急な引き継ぎができる会社は、やっぱり業績もエエのやなぁと実感しました。

講座は前半と後半の2部構成になっていて、1部は父子世帯や男の介護、定年退職後男性の実態の説明。後半は、それを踏まえ、公私にわたって「今日から何しよう?何ができるやろ?」という構成です。

前半部分は、以下の埋め込みスライドの通りです。


後半は、「生活自立度チェック15問」や「プチ家事」「プチメモ」の話を入れた、いつもの講座。せっかくなので「今日からできるコト」をポストイットに書いてもらい、分類分けしながら「これイイですねぇ」と紹介したりしました。
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意外と料理への関心が高かったのが印象的でしたが、講演後に参加者の中に父子世帯のお父さんもいらっしゃって「勘違いした『男の料理』をすると、かえってマズいことになるんやけどなぁ」と的確な指摘も。

講座の後、その方とお話をしていると、「いろいろ理不尽なこともあった」と伺いました。

その方に「家事なんて高校生の娘にやらせたらエエやん」という人もいたとのこと。その方は、「離婚したのは大人の都合。それに子どもを巻き込むのは自分として許せなかった。子どもには子どもの時にやるべきコトがあって、それは家事ではないと思ってた」と。僕も同感です。加奈子が自分のできる範囲のことをするのを「やるな」というつもりはありませんが、「子どもにやらせたらいい」というのはチョット違うと思います。

夜の会議に出られなかったり宴会に参加しないことに「稼ぎてはお前しかおらんのに、仕事と家庭どっちが大事やと思ってるねん」と言われた経験もあったそうです。

夫婦はそろってて当たり前、相方がいて当たり前、家事はやってくれて当たり前、稼いできてくれて当たり前ではないのです。いろんな人がいろんな事情を抱えて働いているのがこの社会です。いろんな事情を想像できないこと、事情に対して対応できないことが、一番の問題であり、日本の閉塞感の要因であるとも思います。

講演中に、担当さんの子どもが生まれたかどうか、とっても気になりながらも会場を後にしました。

今日、一つトラブルがありました。スライドのページ送りリモコンが作動しませんでした。出掛ける前にバッテリーの交換をして、ポインターが動くことは確認したんですが、ページ送りまでは「まさか」と思って確認してませんでした。動いて当たり前ではないんですなぁ。
17:32  |  講演記録  |  Comment(0)

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