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岡山県教職員組合で講演しました

2011.01.29 (Sat)

岡山県教職員組合の女性部・男女平等推進委員会主催による講演をしました。

京都駅の新幹線ホームに到着すると…人が少ない。「あれ?」と思って掲示を見ると「15分遅れ」の表示。「関ヶ原の雪で徐行運転か?」と思いきや、浜松と豊橋の間で線路に不審者が侵入した影響とか。遅れ始めたのは、僕が乗る予定の「のぞみ」の2本前から。もともと時間には余裕をもって出発してます。前もってお迎えのスタッフさんには連絡を入れていたのですが、結局ジャスト15分遅れで岡山駅に到着。進行上、若干の余裕を含めたドンピシャのタイミングでした。

「ワークとライフのWinWin関係~きっと毎日が楽しくなる!スーパー主夫のワーク・ライフ・バランス提案~」という長くてんこ盛りのタイトルで、短時間で多岐にわたる内容での講演になりました。あれだけブッ飛ばしながら最後まで緊張感保って聞いて下さったのは、さすが先生集団!でした。

普段より10分短い講演時間の設定だったので、当初は家族の紹介VTRや育児トラブル経験などを抜こうかと考えてました。ところが、それを抜くとやっぱり具体的じゃなくなるというか、男性が家事する育児するという実像が、口ばっかりで見えてこない気がして、結局、時間ギチギチだけど入れることにしました。

その代わり、ワーク・ライフ・バランスが実現すると、自己研鑽・自己啓発ができるや、情報機器や家電を使いこなす時間ができるなどの実例を抜くことにしました。「裏サイト」などの例があるので、情報機器を使いこなす時間については、触れたかったのですが泣く泣くカット。結果的には、その選択でよかったと思います。

少し短くなった質疑応答の時間でしたが、「ワークとライフの概念規定」についてや、「逆転夫婦」についての娘の反応という、「くるだろうナァ~」と予想してた質問もありましたが、「先生の夢はなんですか?」というこれまでになかった質問もありました。「夢?あんまり考えたことないです」という話から、これまでの僕の紆余曲折、つまり「夫婦もいろいろ、家族もいろいろ」の講演内容(出会って3ヶ月で結婚!など)も少し話しました。

時間的な制約もあり、「昭和時代の強制的家族共同作業」で家族総出の農作業を挙げたところで、「ドラえもん」に登場するジャイアンのような、子どもが親の店の仕事を手伝うというのを飛ばしました。「家事共同」で必要とされる「家事コミュニケーション」において、それぞれが対等であることや、それぞれに歩み寄る姿勢があればこそ「三人寄れば文殊の知恵」が実現できるという話も触れられませんでした。


今回、準備をしながら、また新しいアイデアというか発想を思いつきました。

産業革命の時代に、労働者の命と肉体的健康を守るためにできたのが「工場法」だとすると、サービス業の比率が増えている現代の労働者をストレスから守るためにあるのが「ワーク・ライフ・バランス」という考え方ではないか?つまり、ワーク・ライフ・バランスは現代社会における工場法という位置づけです。

ワークとライフの境目については、これはよく議論される点です。例えば、「家事はワークか?それともライフか?」というと、ものすごく難しい問題になります。家事をする人の裁量がどこまであるのか?どこまで自分の都合で融通できるか?という点も関係します。家事という括りの中でも、楽しめる家事と義務的な家事もあると思います。そういう意味では、ワークとライフの区切りは突き詰めるだけ不毛かもしれません。僕は、ワーク・ライフ・バランスのバランスは、バランスという言葉のもつ「天秤」的なイメージではなく、東洋のバランスである「太極図」が適当だと捉えています。ラークも転じてライフになるし、そのライフも転じればワークになる(まさに「プロ主夫」的存在!)となります。太極図が半月二つではなく曲玉になっているのも、両者の境目がスパッと切れるものではなく相互に関係し合っていることの表れだと解釈しています。


講演中に、ちょっと声がかれる瞬間がありました。それだけ熱が入って話していたということでしょう。その熱が入ったまま会場をタクシーで後にすると、僕のiPhoneが鳴り、「講演料をお渡しするのを忘れてました」と。僕もすっかり忘れてました。後日、振り込まれることになりました。
23:22  |  講演記録  |  Comment(0)

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