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地方大学の財政難

2007.07.03 (Tue)

今朝のニュースで、地方大学の財政難について取りあげていました。弘前大学と三重大学が取材されてました。A4一枚に2ページ分印刷して、さらに裏表印刷。廊下の電気も普段は消して薄暗?い。私立大学なら、そういう光景を見るだけで、学生の募集が減りそうな感じです。実験器具がそろわず、研究テーマを機材に合わせるという、研究機関としては本末転倒な現実。

いくつか論点があると思います。僕は基本的に、大学が多すぎる気がしています。ですが、そのうえでもある程度は残していくべき大学も存在していると思っています(この辺の「どっちやねん!」感がマッチョ筋には理解されないところですが…)。

市場原理主義的にみると、この供給過剰な状態ではじめて「競争」が起こり市場が活性化する!という理想的な状態でしょうけど、実際にはそんな競争は起こってません。官僚の出身校に予算が集中配分されること(ホンマの市場原理主義はこの不平等な予算配分の是正も主張するのですが…)によって、淘汰のための「競争」が持ち込まれているだけです。決して活性化には向かってません。

淘汰は淘汰で良いとしましょう。実際、多すぎると思いますし。ただ、この一方で進められる「博士号をもった人を増やしましょう」という文科省の方向性とは、相容れないモノがあると思います。博士号をもったフリーターが問題になってますが、この事態との整合性はどうみるのか?疑問があります。

結論としていえるのは、この先、ますます地方は衰退するでしょう。「大学一つでそんなに変わらない」という見方もありますが、僕は大学の可能性も無視できないと思ってます。ある地方都市に転勤した友人がポツリと「学生の姿が見えない町には希望や未来を感じられない」と言ってました。彼が言うには、「例え、プラプラしてても、遊んでばっかりであったとしても、そんな存在を許容できる町には、『なんかやってみよう!』というヤツも居場所がある」なんだそうです。彼も「自分が学生だった頃は、ハメを外す学生に『アホや』と思ってたけど、実はそのハメ外しすら町の活力源であることが、この歳になってわかってきた」と。僕も同感です。「学生=町の活性化」という公式がどこでも即当てはまるとは思いませんが、やっぱり大学が持ちあわせる可能性は否定しきれないと思います。
08:59  |  ぼやき  |  Trackback(0)  |  Comment(0)

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