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洗濯をなぜするのか?

2008.01.31 (Thu)

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画像は、今朝の毎日新聞の記事です。

もちろん「洗濯をなぜするのか?」には衣類をキレイに保つという意味もありますが、記事にもあるとおり、「空気の層を作る」という意味もあります。もちろん、この記事の場合は、重ね着をした時の服と服の間の空気の層について言っているのですが、実は、布一枚の間にも空気の層はあるのです。

服を着続けると、埃やその他の汚れで、繊維の目が詰まってきます。繊維の目が詰まってくるということは、そこにできるはずの空気の層が作りにくくなってくるのです。すると、暖かいはずの服が、なんやら「いつまでたっても冷た~い」感じがしたり、夏の汗も吸い取ってくれずジト~ッとした感じになります。だから洗濯するんです。洗濯機が登場する以前の時代の洗濯は、見せるための洗濯よりも、こっちの理由が多かったと思うのです。

ところで、洗濯機で洗濯をすると、洗濯槽の中にあるゴミ集めにゴミが溜まります。あれは、何のゴミだかご存じですか?大半は服の繊維です。繊維が洗濯機の中の出っ張りや丸い穴の端とこすれて、細かいちぎれた繊維になったモノが、あのゴミキャッチャーに集められているのです。洗濯すればするほど繊維が傷む。繊維が傷むということは、それだけ空気の層を薄くするという意味にもなります(繊維をできるだけ傷めないために「洗濯ネット」を使うのです)。

下着に関しては、繊維の間に入り込むゴミに、汗に含まれる塩分やアンモニア、皮脂などが含まれるので、どうしても水や湯で洗う方法が一番手っ取り早いのですが、上着や中に着るモノの場合、下着ほど汚れませんし、その汚れの原因は下着のモノよりも目の大きなモノです。

そこで登場するのがブラッシング。繊維と繊維の間のゴミをブラッシングによって掻き出す。このことによって、空気の層を確保する。すると、洗濯機による洗濯での繊維の傷みも少ないし、繊維の目も確保できる。おまけに水も汚さない。

21世紀は「環境の世紀」といわれています。とくに水資源(淡水)の枯渇は地球規模で深刻化を増すといわれています。衣類の汚れを理解し、洗濯の意義を理解することで、ほんの少し地球環境にも優しい生活ができます。衣類も長持ちします。必ずしも洗濯機で洗濯するだけが、衣類のメンテナンスではないのです。

家事公爵講釈でした。
08:19  |  家事・子育て  |  Comment(0)

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