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自分の常識は、他人の非常識

2007.12.28 (Fri)

米国:夫婦げんか≒DV? 日本人、逮捕相次ぐ--州法厳しいカリフォルニア
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 例えば昨年サンフランシスコでは、邦人女性と米国人男性のカップルがトラブルになり、女性がサンノゼ空港で男性の腕をつかんだところ男性が警察に通報し、女性が逮捕された。

 また子ども2人と一緒に米国旅行中の日本人夫婦が帰国の際、サンフランシスコ空港内で夫が妻を殴り、目撃者が警察に通報して夫が逮捕されたケースもあったという。

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これは、以前から気になってました。
公衆の面前にも関わらず、平気で子どもをぶったり、妻とおぼしき人を怒鳴りつけたり叩いたり、女性が男性を突いたり。笑いながら「もぉ~なにゆ~てるん」「なんでやのん!」でポカ★もちょっとアブナイ気がします。「楽しいのなら、なんで叩くのか?」と思われるんでしょうね。

基本的に、「公衆の面前で他人に触れられのは、握手やハグやダンス以外にない」くらいに思っておいた方がイイと思います。それと、ゴミが付いてた時ですね。

それに、夫婦一緒にいる時に、例えば夫がと店員を怒鳴りつけ、妻が「やめてよ、こんな場所で…」というのも、妻に対するDVになります。これは、本来、日本でもDVと見なされるのですが、あまりにも一般的に起こるケースなので、「え?これもDV?」と思われているところがあります。

実際、僕も困ったことがあります。
1993年。ワーホリ中の妹を尋ねた旅行の帰り。モントリオールからデトロイトまでの機内で、同伴した女性から、明らかに異常な言い掛かりというかケンカをふっかけられ、「ここは機内だから降りてから話して欲しい」と再三言うにもかかわらず、怒鳴り続けられた経験があります。

日本だと痴話ゲンカと解釈されても、海外だと「言葉による暴力」と捉えられる状態で、周囲の席の人もあまりの異様さに静観してました。飛行機を降りる時に「兄ちゃん大丈夫かい?」「contactしよか?」というようなコトを言われ、当時の僕はよく理解できなかったのですが、今思うと、「contact」というのは、もしかして警察だったんかな?と思います。

アメリカというと、銃でバンバン撃ち合ったり、「F★★k」とか言って罵ったりして、少々の暴力なんて日常的と思われているかもしれません。でも、実は暴力に関しては、ものすごく厳しい面(州)があり、日本で「当たり前の光景」と思われてる夫婦ゲンカも、あちらでは明らかなDVや児童虐待として成立するし、そういったモノを「家庭内の問題」として片付けるのではなく、社会の問題として、解決のために通報することが義務だと認識されています。

この通報義務。実は、日本でも義務なのです。でも、ほとんど誰も通報しません。通報しても、「夫婦ゲンカは犬も食わぬ」「民事非介入」みたいな感じで、警察もまともに動こうとはしませんし、児童相談所も児童虐待に対して、アメリカに比べると、どうしても踏み込みが弱い印象があります。

「自分の常識が、他人には非常識になる」…これは、言い方を換えると、自分というモノを再発見する機会でもあり、これこそが旅の醍醐味でもあります。ただ、自分のやっていたことが、犯罪行為だったというのを知るのは、遅いと取り返しが付きません。常に、自分が当たり前と思っている事や信じ切っていることを検証するのは、大切な教養だと思います。
15:13  |  日々の出来事  |  Trackback(0)  |  Comment(0)

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