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サッカー界のキーパーソン

2001.05.31 (Thu)

今日は、コンフィデレーションズカップ2001の日本対カナダの試合があった。3対0で勝利し日本は順調な滑り出しだ。勝つべき試合に勝てるようになり、日本のサッカー界もずいぶん安定してきた。

こんにちの成長したサッカー日本代表チームのキーパーソンとして、一般的には監督のトルシエをはじめ、司令塔の中田英寿、中村俊介などがあげられている。しかし、僕はちょっと違った視点から、キーパーソンとして、「トルシエの通訳」をあげたい。

「トルシエの通訳」ことフローラン・ダバディは、これまでの外国人代表監督に立ちはだかった言葉の壁を、情熱的に越えさせた今までにないタイプの通訳だと思う。日本には、いろいろなスポーツの有名な監督が各国からやってくる。しかし、その多くが大きな期待に反して、今ひとつ結果を出せていない。

その一つに、通訳の質があるのではないかと思う。とくにフローランを見ていると、いかに通訳の質が重要なのかを認識させる。ロッカールームなどで、怒り爆発!のトルシエの檄を、フローランは「いたこ」の如く「全然ダメだよ!目を覚ませ!本気出せよ!」と、トルシエそのまま、ひょっとしてトルシエ以上に?エキサイティングな檄を飛ばしている。トルシエの通訳は何人か変わってきたが、しばらくはフローランで決まり!のようだ。トルシエが離さないらしい。

どうも僕が見た限りでは、国際的な会議などで白熱した議論が行われていたとしても、通訳という存在によって、伝言の時点では、かなり冷静な口調や態度に翻訳されてしまっているようだ。仮に「わかってないなぁ、このアンポンタン!」という発言があったとしても、通訳が淡々と「もう少し考慮できないか?」と翻訳しているようなニュアンスを受ける。

だが、時として会話には、内容以上に、伝えようとするエネルギーの方が重要な意味をもつこともある。そういう意味では、文意だけでなく口調や態度まで伝えられる通訳でないと、不十分だ。その点、「トルシエの通訳」フローラン・ダバディは革新的であり、情熱的なトルシエの選手采配技術を支える第一の功労者であろう。

フローランのようにパッションまで伝えてしまえる通訳こそ、次世代通訳のスタンダードになるかもしれない。となると、通訳は語学的素養に加えて、役者でなければならないかもしれない。
17:15  |  家事・子育て  |  Comment(0)

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