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無意識のジェンダー(性別役割分担)圧力

2001.05.10 (Thu)

先日、基礎研(基礎経済科学研究所)の「ジェンダーと経済学」ゼミに出席した。テキストはE・バダンテールの『XY男とは何か』。その1章に「赤ん坊は、生まれるやいなや、しぐさや声、おもちゃや衣服の選択によって、自分がどちらの性に属しているのかを教えられるのだ。」とあった(日本語訳本49ページ)。

僕たちの間に生まれる子どもは、染色体検査の結果「XX」であることがわかっている。僕自身は、子どもの性別にはあんまり興味がなく、ただ「子どもが生まれる」ということだけで十分うれしかった。よく「女の子がほしかったん?」と聞かれるけど、正直いってどっちでも良かった。

ただ、バダンテールを読んだ今となっては、あらかじめわかっていてよかったと思っている。僕も和子さんも、「男だから○○でなければ!」「女らしい生き方を!」などという価値観とは距離のあるところにいる。なにしろ僕はほぼ専従家事担当で、彼女は稼ぎ頭。とはいっても、僕たちはサラリーマンの父親と専業主婦の母親がいる家庭でお互いが育っている。潜在的なジェンダー観をもっている可能性もあるのだ。自分のなかの無意識なジェンダー観を、子どもへ無理矢理押し付けるようなことを防げるかもしれないことを考えると、生まれる前から性別がわかっていて良かったと思っている。少しでも自分のなかの、無意識なジェンダー圧力を知る時間があるからだ。

これから生まれてくる加奈子には、興味の向くまま、着たい色の服を着て、遊びたいおもちゃで遊べる機会をできる限り保障してあげたいと思う。そして、彼女が社会に出る頃には、生き方を自分の性別に関係なく選べるようになっていればいいなと思う。僕は、いろんな生き方をする女性を知り、「女の子はこう育てねばならぬ」という呪縛を、少しでも解き放つことができるように、育てる前、そして育てながら学習していこうと思う。
16:49  |  家事・子育て  |  Comment(0)

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