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加古川市老人大学大学院で講演しました

2010.02.17 (Wed)

加古川市社会福祉協議会主催の「老人大学大学院」の公開講座で「きっと毎日が楽しくなる~心地いい家族のカタチ~」を講演しました。

会場は加古川市社会福祉会館のホールだったのですが、そのホールにほぼ満員でした。少し早めに到着してセッティングしている段階で、すでにボツボツと集まっていたのですが、控え室から「じゃ、会場の方へ」と会場に入ると、人の多さと熱気でモワッと温かい…というか暑い…というか熱い。

会場の大半が、講演名にもある「老人」。でも決して「老いた人」達なんかじゃございません。僕が思うに、今、日本で一番元気な皆さんです。待ってる間もワイワイガヤガヤと賑やか。そして、あっちこっちで笑い声。男も女も仲良く入り交じってニコニコ。今の日本の若い人たちは、ここまで元気じゃありません。賑やかでも笑顔は少ないです。子育て講演会でも静か~に待ってはります(逆に、静かな時間が欲しい時期でもありますが)。職場の研修は、たいていどこもシーンと静まりかえって待ってます。明るいというのは、ホンマに何物にも代え難い希望があります。個々にはいろんな問題を抱えていても、外に出れば元気で明るい。そこにはグッと堪えるモノもあると思います。それらすべてをひっくるめたあのパワー。

彼らが「リタイア」という区切りで社会から分断されてしまうとしたら、これはとってもモッタイナイことです。あのパワーは、ただ集まっているだけでもものすごいですから。まさに「団塊」のパワーです。

講演前がこんな感じでしたから、講演が始まってからも、打てば響く皆さん。本当にやりやすい会場でした。笑顔や頷きに乗せられ、放っておくとどんどん脱線しそうな勢いでした。スライドを使った講演なので脱線してもチャンと戻ってこられます。ホンマに、スライドを用意しててよかったです。

講演後に、大学院の学長さんから「今日から、なにか一つでも始めようという気持ちになりました」とおっしゃって頂きました。一つでも二つでも、一歩でも二歩でも、前向きなのはエエことやと思います。最後まで前向きに生きる姿を中高年の方達が見せてくれると、その後に続く世代も勇気がもてます。

講演後、取材に来られていた神戸新聞社の記者さんとお話ししたのですが、「世の中狭い」と実感。ゼミの先輩加藤正文さんが神戸新聞社の論説委員をされているのですが(以前「神戸新聞ジャーナル」でも一緒に出演しました)、その加藤さんとアスベスト問題の取材をされていたのだそうです。同じ年で同じ月生まれというだけでも親近感が涌くものですが、そのうえ共通の知人がいると話は楽しくならないはずがないです。

共通点を探し出すことで、話は楽しくなる。共通点が見つかりにくい時は、まず、なにか共同してみる。するとそこから接点が生まれ、会話が始まる。「無縁社会」の背景には、分業・分担の行き過ぎて共同が減少したことも、一つの背景にあげられます。ちょっと話せば共通点はあるはずです。「共通」の「共」、「共同」の「共」、そして「共に」という概念を改めて考えました。
18:34  |  講演記録  |  Comment(0)

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