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「ごちそうさん」を見て思った天才と言い訳と普通

2014.01.07 (Tue)

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(画像は学研「現代新国語辞典」金田一春彦、金田一秀穂編より)

ごちそうさん」を熱心に見ている加奈子。今週からは、一風変わった娘のふ久が登場。

そのふ久が「月が空に浮かんでいる様子を見て、空に浮かぶ石を見付けようと、小学校の2階の窓から小石を投げ落として同級生に怪我をさせる」「煙草の煙が上へ上がっていく様子に興味を持ち、自分でも煙を起こそうと考えて勝手に焚き火をして小火騒ぎになる」(Wikipediaより)など、なかなかユニークな行動をするのに、加奈子は興味津々。そのふ久を見ながら、「天才とはどんな状態なん?」という加奈子の質問。素朴だけど凡人には絶対に答えられない質問。難題だ…。

で、そのふ久へのめ以子の態度に加奈子は「ちゃんと子どもの言うことに耳を傾けな!」とお怒り。そこで過去に「言い訳するな!」という某教師から言われたことへの不満も吐露。「パパは学生が遅刻してきても、『なんで?』という言い訳を聞くって言ってたけど」とも。

僕の見解では「言い訳するな」は封建時代の主従関係や徒弟関係での規律。師匠の言うことやすることを、いかに忠実に再現するか?が大切な要素。ところが現代は、たいはんがそういう体制ではなく、学校教育で学ぶ。読み書きができれば、本を読んで1人ででも学習できる。そして、正確に読んだり聞いたり、そしてわかりやすく伝え、価値を作り出せるかが大切な要素。「言い訳するな」では、伝える力は鍛えられない。今、社会では説明責任を問われる。

話は「ごちそうさん」に戻るが、「普通であって!」というめ以子の気持ちもわからないでもない。でもでも(否定接続詞の連続)普通じゃない両親から生まれた加奈子に「普通であって」と親が願うのは端から無理があるし、そもそも「普通であって!」と思う部分がどのくらいか?と聞かれると、答えに困ってしまう。つまり「普通」がよくわからないのです。今の時代の「普通」の定義は、とっても難しいと思います。それが困った問題なのか、それとも「そんなもん」なのかは、人によって違うでしょうけど。

 
22:18  |  家事・子育て  |  Comment(0)
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