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今日の聞き取り調査で

2010.11.08 (Mon)

そろそろ年末になり卒論シーズン。ほぼ毎年、いろんな大学の学部生や院生が、「家事する男性」や「子育て男性」の聞き取り調査で僕のもとを訪ねてきます。

中には、「インタビューはプロのみで、学生のは受けない」と決めている人もいるみたいですが、僕はとくに聞き手の設定をせずにOKにしています。学生でもプロより上手なインタビュアーがいる反面、プロでも「なにしに来たん?」という人もいますし。

質問に答えていくうちに、「そういや、それって自分はどう考えてたんやろか?」「とくに考えたことはないなぁ…この機会に考えてみるか」という感じで、普段と違った視線をもつようなキッカケを与えてくれる取材は大歓迎です。その点、学生はプロでは遠慮して聞けないようなこともズバッと聞いてくることがあり、手強くもあり刺激的でもあります。素人ならではの「飛び道具」とでもいいましょうか?

今日は、金沢大学の学生さんがうちにやってきました。聞かれたことも答えたことも、大半は忘れてしまったんですが、覚えている範囲内で、「現状」を書き留めておこうかと。

・子育てで大切にしていることは?
自主性、自律性。自転車も逆上がりもまだできない加奈子ですが、僕が「練習しぃや」と言うことはありません。自分が「やっぱり自転車には乗れないとね」「逆上がりはできるとカッコイイな」と思って、自分から練習するのが一番やと思います(今のところ)。

育児は子どもを育てながら、親である自分が育つ機会でもある。「育ててやる」「教えてやる」という上下関係ではなく、ともに育つ一つの人格をもつ他者として子どもと接すること。例えば、僕は「赤ちゃん言葉」は使わなかったんですが、それはきっとこんな理由からだと思います。もしも、赤ちゃんの頃の記憶が鮮明に残っているとしたら、「パパって、『ごはんでちゅよぉ~』とかって恥ずかしいこと言ってたよね」と言われるわけです。それが恥ずかしくないなら、赤ちゃん言葉もイイと思いますが、僕は恥ずかしいと感じるので使いませんでした。「対等に聞いてないだろう。覚えてないだろう」と思うから赤ちゃん言葉って使えるのかも?と思います。

・「イクメン」について
ブームで終わることなく浸透することを願います。育児ゼロよりは遙かにイイことですし、イイ風潮です。育児できる男性が育児するというのは決して悪いことではない。ただ、大切なのは「できない」父親達。やっかみや妬みを言うだけではなく、また「できない」「申し訳ない」だけではなく、それなりにできることを見付けたり行動することが大切だと思います。実際に「できない」という父親達に接すると、手足があって自由に動けるし、目も見えるし、耳も聞こえるし、話もできる。チョットした工夫や知恵で、子育てに関わる可能性をもっているはずです。僕は社会福祉に関わっていたせいもあり、障がいをもちながら子育てするお父さん達のことを思い出します。

ジェダイマスターであるヨーダの名言を。

Luke "All right, I'll give it a try..."
Yoda "No, try not. Do, or do not. There is no try."

18:53  |  家事・子育て  |  Comment(0)
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