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僕の子育て目標

2010.08.31 (Tue)

加奈子は、どこで仕入れたのか「京都大学に行くといろんなことを知る(研究する)ことができる」と思っているらしい。以前、「間違えて付けた香水の臭いを消す薬」の話をしていた時も、昨日もなんかの話の流れで出てきた未知素材の話も、「ん~それは高校でも教えてもらわれへんわぁ。大学の研究室に行かんとなぁ」と答えると、「それは京大?」と聞いてくる。電車一本で行ける大学だし、和子さんの仕事の都合で一番通ってる大学だってのも大きいかも。

確かに京大はエエ実験機材も入ってますし、図書館も大きいし、予算も周辺の他大学よりはるかに大きい。でも、もっと大きいのが東大。興味津々の子どもの関心をペコッと折ってしまうのも何なんで、いろいろ工夫して日々答えを考えてます。

で、昨日は、「高校の理科はなにをとれば京大に行ける?」という話に。定期的に通っている耳鼻科のドクターに「高校ではなにをとったんですか?」と聞いてました。「え?加奈子ちゃん、中学受験するん?」と聞き返されてました。「物理と化学」という意外な答えでした。参考までに、近くの調剤薬局の薬剤師さんは、やっぱり「生物と化学」という答えでした。事務のお姉さんは「数学科だったから物理化学」でした。

耳鼻科と薬局から帰ってきて、「パパは加奈子が京大に行ったらウレシイ?」と言うようなことを聞いてきたので、「そりゃまぁウレシイね」と答えると、「んじゃ、京大に入れるように頑張らんとね」と言ってました。

そこで「ん?」と思い、「あ~でも、京大に行くからエエってモンじゃないで。京大で何したいか?の方が大事やし。新しい恐竜にカナコサウルスって名前付けたいのか、臭い消し香水を研究するのか、お金を貸す研究(金融業にも興味があるらしい)するのか。そっちの方がもっと大事やからな」と答えておきました。

今や進学希望者が(無理さえ言わなければ)全員どこかの大学に入れる時代。どんな無名の大学にも数名は「叩けば響く教師」は存在しますし(これは大学側の人間だったので確信あります)、叩ける学生になれば、大学の枠を超えて可愛がってくれる時代でもあります。ますます「どこの大学」よりも「なにをしたいか」「なにに興味があるか?」が問われる時代だと思います。

それに、大学に行かずとも(就職不利さえなければ)一生勉強できる時代にもなりました(iTunes Uってスゴイです)。問題は「●●について知りたい」「※※ってどうなってるの?」「☆☆ってなんで無いの?」などなどの興味や好奇心が有るか無いか?と、誰に聞けば、どこへ行けばその意識が満たされるか?が大切になっていると思います。

そして、それ以上に、そんな自分をどんな環境に置くか?が生き抜く術として大切になっていると思います。

やっとタイトルの「子育て目標」です。
昨日の話の最後に、「僕は今でも加奈子は十分いい感じになってると思ってるで。チャンと挨拶ができてるしなっ」と伝えました。小さな頃は、僕の陰に隠れてコソコソしていた加奈子でしたが、今は小さな声ながら「おはようございます」「こんにちは」を言えるようになってきました。もう少し大きな声で答えて、「毎日暑いねぇ~」と言うオバチャンには、「まだまだ暑いですねぇ」なんて答えられるようになって欲しいと思いますが、今のところは十分OKレベルだと思います。「どんなに賢くてエエ大学っていうところに行ってても、挨拶がマトモにできない人は、チャンと話も聞いてもらえないし、困った時に助けてももらえへんで」とも。

僕が加奈子の成長に関われるのは、もうあと少し。その先は、加奈子自身が接する人や資源から、環境を導いてこないといけなくなります。それを引き寄せる力は、今のウチに付けておかないとシンドいと思います。イイ笑顔は、後から訓練して身につけてもそれが持続しません。某経済評論家の笑顔を見て「コワッ」っと思うのはそのためだと思います。イイ笑顔で気持ちのいい挨拶。これだけのことですが、ここから引き出せることは大きいと思います。外国で、知らない人同士が乗り合わせてエレベーターで「Hi!」と声かけるのは、自衛のためもあるでしょうけど、その方が気持ちイイというのもあると思います。沈黙からはなにも生まれませんが、一声から始まるものは多いと思います。

特別なコトじゃなくて、本当に基本のコトです。今更…という感じがしますが、ここをすっ飛ばしてるモノも多いので、敢えて書き残してみました。
12:11  |  家事・子育て  |  Comment(0)
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