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専業主婦志向への回帰?

2010.06.01 (Tue)

「女性は家庭に」の妻増える 減少傾向から一転

「主夫になりたい」という男子学生が年々増えているコトを考えると、女子学生を含めた29歳以下の女性が「主婦になりたい」が増えてきているのは、ごく自然な流れといえるでしょう。例え、主婦や主夫という選択がハイリスクであったとしても、その他の選択肢がそれ以上にハイリスクであるなら、「楽そうな方」を志向するのは当然。ましてや「めんどうくさい」「だるい」「じゃまくさい」をよく口にする層なら、それは当然かつ自然。

ずっと以前、『通販生活』(2002年秋号)の国民投票「今、家族手当の是非を考える」の総評でも書きましたが、専業主婦は決して裕福は所得階層だけではありません。専業主婦率が高いのは、年収1000万円以上世帯層ですが、もう一方で年収400万円以下世帯層も主婦率は高いのです。生活は楽ではないが通える範囲に働き口が見当たらない、働きに出たいけど子どもを預かってもらえる保育園がない、身体が弱くて働きに出られないなど、それぞれに事情があり、結果的に専業主婦になっている人たちが多いのが、この年収400万円以下世帯層です。

1000万円以上世帯の高年収グループも、上層の超高年収層になると家政婦やメイドを雇うので、主婦業自体が少なくなり、社会的な活動が増え、結果的に専業主婦ではなくなります。また、超高年収のパートナーもそれ相応の資質を相手に求める傾向にあり、夫の収入をあてにするしかできないような稼得能力の低い人では、夫婦の会話すら成立しなくなるのだといいます(経済的自立はセレブ女性の必須)。

つまり、「専業主婦だから楽(マシ)」という見方は、そう単純ではないというコトです。

さてさて、専業主婦志向への回帰がデータとして現れたという件についてです。

僕の専業主婦を巡る議論のスタンスは常に一定です。専業主婦を一括りにするには、もはや限界があるというくらい多様な専業主婦が存在している点を考慮し、「専業主婦の是非議論の前に」にも載せたとおり、横軸に「専業主婦←→働く女性」縦軸に「積極的←→消極的」という軸をとり、四象限でそれぞれを考えていく必要があるというモノです。

実態からいうと、おそらく「働く女性&消極的」グループが増えていて、それをみると「どうせ仕事に出ても、給料は少ないしやり甲斐もないし、世帯収入は減っても専業主婦の方がマシ」という方向に流れているのだと思います。

講義時間を利用して、実際に僕が看護師志望の学生達に聞いてみるとオモシロい結果が見えてきます。「子どもが生まれたらどうしたいですか?」という問いに対して「仕事を辞めて子育てに専念したい」「子どもが独り立ちするまでは主婦でいたい」と答える学生は、「母が働いていて、鍵っ子で寂しかった」「仕事と家事に追われて、いつも疲れている母のようにはなりたくない」と答える比率が高いのです(前提として、看護師は世襲が多いので、親も看護師という学生が大半)。

一方、「すぐに復職したい」「保育園に預けられれば復職するつもり」と答える学生に多いのは、「母親の働く姿が格好良かった」「患者さんや同僚に頼りにされている母のようになりたい」というモノでした。「自分で稼ぐ金があるコトは何物にも代えられない」という経済的自立を実感している人も、かなりの割合でいました(とくに母子世帯の学生)。

いろんな解釈ができる調査結果ですが、僕は、親世代の働き方や生き方、とくに女性の働き方や生き方が、質実ともに問われていると感じました。

それにしても、2008年6月に行った調査の結果発表に、国立社会保障・人口問題研究所が2年も費やしたというのはいかがなモノかと。このレベルのデータを発表するのに、こんなに時間掛かりますか?次の「仕分け」対象にあげられるんじゃ?過去の人口動態予測もかなり外してるし…。

ちなみに、一番上のリンク先の日経新聞社の記事にはありませんでしたが、類似の記事(例えばこれ)に担当者の弁として「伝統的価値観を否定する回答が増えていたこれまでの傾向に変化の兆しがみられる」と紹介されていましたが、「専業主婦」の存在は決して「伝統的」ではなく、せいぜい高度成長期以降のモノですから、「『伝統的』価値観を否定する回答が増えていた…」とする方がより正確といえるでしょう。
15:51  |  男の家事  |  Comment(0)

メモメッセージを継続

2010.06.01 (Tue)

月曜日、登校前にグズグズしていた加奈子。「学校行きたくない」と言ったり、最近にしては珍しくメソメソ。僕はてっきり週末、和子さんとゆっくり過ごせなくて、「母恋しやぁ~」となってるのかと思いきや、登校中は意外とケロッとしてて、学校から帰ってくる頃には、朝何があったかすら忘れている様子。

それでも、確かに加奈子と和子さんのコミュニケーションは、最近、激減中。和子さんは加奈子の友達の顔も名前も、ましてや彼らのお父ちゃんやお母ちゃんと会っても、ほとんど分からないままだと思うので、なにかコミュニケーションの媒体を考えねばと画策。

今朝、加奈子に「交換日記って知ってる?」と話を振ってみたところ「ちびまる子ちゃんでやってたやつ?」と知ってるふうだったので、加奈子に和子さんとの交換日記を提案してみた。今も、メモの切れっ端なんかに、チョコチョコッと書き留めて、お互いの連絡媒体にしてるけど、もうちょっと記録としてシッカリさせて方がエエかな?と。

「ん~でもなぁ~加奈子もママも、
 キッチリすると続きそうにないからなぁ
 メモの切れっ端とかの方が簡単でエエかなぁ」

ものすごく冷静な分析と回答。

…とうわけで、交換日記というチャンとしたものではなく、メモの切れっ端がテーブルにあるという形を継続させることに。確かに、日記帳だと、どうしても「書くぞ」感があるだろうし、それが「書かねば」につながるかも。チャチャッと書いて伝えるという気軽さがある方が、素直に伝わるかも。

ただ、これからいろいろ「女同士」の話も必要になってくると思うし、その時はまた別途で考えなアカンやろなぁ。ま、その時はその時で考えればエエことです。きっとまた、手軽ななんかを思い付いてチャチャッとできるようになっているかも。もっとも今でも加奈子は自分専用の携帯電話を持ってるので、コソッと和子さんに電話したりメールしたりしてるみたい。まぁ、これはこれでエエことです。言いやすい人、聞いてもらえる相手はたくさんいた方がエエです。僕一人に全部振ってこられても対応できないことだって、これからは多々あるはず。
14:13  |  家事・子育て  |  Comment(0)
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