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受け止めて褒める!

2009.09.02 (Wed)

講義の最後にコミュニケーション・ワークをしました。

たいていの人は、「褒められて育つタイプ」だと言います。だけど、なかなか人から褒められる事ってないモンです。

それ以上にないのが、他人を褒めることです。エエ加減に褒めたり、「褒め殺し」するのではなく、相手の話をよく聞いて、それに対して褒める。なかなか日常的には経験できないことです。

それをあえて設定してワークしてみる。話してもらう内容は、普段話さないような、かなりこっ恥ずかしい事。聞く側は、その話を一所懸命聞いて、一所懸命イイように解釈して「ここが良かった」「こういうのは私にはできない」というように褒めます。

すると、
不思議なことに、話した人も褒めた人も元気になれます。

「君は君のままでエエねんで」と言ってもらうのでもエエのでしょうけど、ホンマはもっと具体的な話の内容や行動を認めてもらう方がエエのです。

僕も、できるだけ「楽しかった」「おもしろかった」「読みましたよ」など、ほんのちょっとの意思表示でも、言葉にするように心がけています。結局、コミュニケーションの基本は言葉で、言葉ほどパワーをダイレクトに、しかも簡単に伝えられるツールは他にないのです。

「5年後の自分が実現していて欲しい夢」
「子どもや孫に記憶に残して欲しい自分の姿」

こんな、日常生活の中ではきっと口にすることのないようなコトを話し、聞いて受け止め、その価値を認めたまま返す。単純だけど、自分を振り返る機会になったんとちゃうかなぁ?と思います。そして、褒めて欲しいけど、褒めるのって難しい!というコトも実感してもらえたんじゃないか?と思います。

褒めて欲しいのなら、どんどん他人を褒めることが大切ですし、他人を褒められるというコトは、それだけ話をよく聞いたり観察したり、受け止めるだけの器ができているというコトです。そんな人には、きっと、イイ出会いも待っていると思います。
18:02  |  仕事ネタなど  |  Comment(2)

今年度最後の講義

2009.09.02 (Wed)

9月に入ったばかりだというのに、今年度最後の講義でした。

今日の講義は、僕が大学院時代にあれほどあれこれ研究していたのに、それをなんの形にもしていない領域の講義です。たいていの研究成果は、論文や少なくともWebにアップしていますが、この領域はほとんどまったく公開していません。それだけに「まだ暖めている感」があり、逆に言うと「公開し時を失った」でもあります。

いかにシアワセに働くか?

というテーマです。

社会福祉という領域は、主に高齢者や障がい者や児童など、社会的支援の必要な主体に対する個別あるいは政策的な支援策を取り扱いますが、僕がテーマにしたのは、支援の提供者たる「働き手の福祉」です。社会政策や労働政策というくくり方もできないわけではありませんが、そんな漠然としたモノではなく、たとえば、上司と部下の関係であったり、労務管理問題や人材育成や研修方法などに関する研究です。

講義では、産業構造の変化や生産体制の変遷などの抽象的な話をするわけではなく、バイト先で起こりそうな横柄な客への対応や、上司からのシゴキという名のイジメの正体などについての話をしてます。

講義しながら、だんだんと研究の記憶が薄れてきているのを実感しました。このネタは、そろそろお蔵入りかもしれません。ただ、どんな時も、どんな辛い職場でも、「楽しみの種」は落ちていて、それを見付けることができるかどうか?そして、それを拾って植えて育てられるかどうか?は、働く人自身にかかわることで、それはやっぱりこれから現場に出て行く人には伝えておきたいコトだという思いで、今回も講義しました。

学生が将来、「シアワセやなぁ」「今がサイコー!」「この仕事やっててよかった」と思って生きてくれてるなら、それが教師として関わった人間にとって(直接教えたことが役に立って無くても)、一番シアワセなことや…と最近、そう思うようになりました。加奈子を育ててみて、それを感じるようになりました。

半年間、講義の日が楽しみなクラスを受けもててシアワセでした。
ありがとね。
17:10  |  仕事ネタなど  |  Comment(0)
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