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今、改めて「王様のレストラン」を見る

2009.02.06 (Fri)

今日は、和子さんが浜松からの出張帰りということで、加奈子より先に帰ってきました。

早く帰ってきたからといっても、出張帰りはお疲れで、「ぢがれだぁ~」と寝転がっていて、夕方、ようやく目が覚め、晩ご飯を一緒に食べ(お隣の若旦那が釣ってきたイシガキダイのお造りを頂いた←シガテラ中毒が心配だけど食後3時間経っても大丈夫だからセーフでしょう)、和子さんは英会話学校に出掛け、僕と加奈子は「王様のレストラン DVD-BOX La Belle Equipe」を第1話から見ました。

和子さんが帰ってきたのは、ちょうど第3話が始まったところ。DVDBOX掲載の第3話のあらすじは以下の通り。
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想像以上に悪い「ベル・エキップ」の経営状態。千石が経営改善策として、人員削減を提案し従業員の面接をすることになる。シェフの磯野しずかとバーテンダーの三条政子以外はみんな解雇を恐れている。迷いに迷う禄郎。彼は新オーナーとしてどんな結論を出すのか…
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1995年に作られたこのドラマ。1995年といえば、阪神・淡路大震災、地下鉄サリン事件、Windows95などの年です。「どんな結論を出すのか…」の答えを書いても支障ないと思いますので…というか、それを書かないと話になりませぬ。

結論からいうと、若手の佐々木君とジュビビエを辞めさせれば毎月30万円浮く。だけど、オーナーの禄郎は「僕がこの店に来たことで誰かが不幸になるというのは、イヤなんです」という想いから、「どうしたら彼らを解雇しなくてよくなるか?」に頭をひねる。そして行き着いた結論は、「チョット早めに出勤して、自分達で自分の店を掃除しよう」「自分の使った服は自分で洗おう」「店のコーヒーや食事を飲食する時はお金を払おう(社員割引だけど)」「深夜のタクシー帰りはやめて、店で泊まるように」など、それぞれが少しずつ負担を持ち寄り経費を浮かせ、それで30万円の支出を減らそうという提案だった。

このドラマが放送されたのは、先にも書いた1995年。おりしもバブルがはじけた後の「失われた10年」の前半期。当初は、「すぐに景気は回復するだろう」という楽観論もあったが、この頃には完全に消え失せ、本格的にコストカットが進んでいた時期だ。「リストラ」が本来の「再構築」という意味ではなく、「解雇」という意味で定着した時期でもある。なんでもかんでも解雇することで、難局を乗り切ろうとする状況は、ちょうど今現在と似ている。今は、あの時の前例があるせいか、容赦のなさはバブル崩壊後以上な気がする。

そんな時代に、人情家のオーナー禄郎を通して三谷幸喜は、「本当に削るところを全部削ってるか?」という問題提起をしている。「首を切って乗り切るなんて、誰にだってできる」「本当に能力のあるなトップは、簡単に解雇で乗り切ることはしない」などのメッセージを強烈に訴えている。

あれから14年も経っているのに、未だに色褪せてない。
今見ても十分伝わる三谷幸喜ドラマの中でも傑作中の傑作だと思います。



第5話の最後に、禄郎は「もう辞める」と言い出した三条さんにこう言います。
「あなたがいたから、ここまで頑張ってこられたんです」
例え一人でも、こう言ってもらえる人がいると、ウレシいですね。言ってもらえた人も頑張れると思います。そして、こんな「あなた」がたくさんいる人は、きっと多くの人の「あなた」になってるんでしょうね。

「王様のレストラン」には、キラ星の如く、名台詞が転がりまくっています。そして、人材を大切にするマネージメントの教科書のようなドラマです。『「王様のレストラン」の経営学入門』という本もありますが、これとは別に逐語解釈でよむ経営学のコラムを書いたことがあります。お蔵入りしてますので、蔵出ししてみようかな?

例えば、こんな感じ。
「一流のギャルソンはギャラも一流」
(第1話40m48s)
当たり前すぎる当たり前だけど、経営者の多くは、「一流のスタッフを三流のギャラ」で働かせようとする。また「三流のギャラで一流の仕事」を求めようともする。
22:53  |  日々の出来事  |  Comment(0)

僕は麻生さんを好評価

2009.02.06 (Fri)

郵政4社体制、首相が「見直すべき時に来ている」

必ずしも「見直し=民営化批判」という意味ではないと思うんです。
郵政改革に対して、
どういうエエことと、どういうアカンことがあったのか?
当初の予測と、どこが一緒でどこが違っていたか?
こういう検証はとっても大切なことだと思います。
なにしろ、100%成功な判断というのは存在しませんから。

これまで、いろんなモノが民営化されたり、政治的判断が成されてきましたが、ほとんどその検証が成されないまま、やりっ放しで野放しになっています。「トータルしてみると、やっぱり民営化は正しかった。こことここは改善が必要」という「見直し」でもエエと思います。

とにかく、政治的判断をしたなら、その判断が妥当だったのか?それとも誤りだったのか?誤りだとしたら、どう是正していけばいいのか?「民営化したんだから、もう公的にどうこう言えない」という丸投げは政治責任をまっとうする意味で、アカンのとチャウかな?と思います。先にも書いたけど、100%正しい判断というのは存在しないのだから、それ以降もカイゼンを進めていくのが当然だと思います。

これまでは、かつて前例が無いほどの読み間違いで有名になった麻生さん。でも、これまでの首相のほとんど誰一人として「改革の検証」を口にしなかったのに、彼はそれをしようとしている(?)。政治的立場云々よりも、まず検証しましょう!「判断はいつも正しい」なんて有り得ません。現に、今「ゆとり教育」はどうなってる?国鉄民営化による過疎地への影響は?誰も公式には「大筋成功だが、あれは間違いだった。では、なぜ間違えたか?」という検証を公開せず、常にズルズルと流れて今に至っている気がします。「Plan-Do-See」「仮説-実験-検証」が完結して、はじめて政治が市民に納得されるのではないでしょうか?

麻生さん、普段はあんまり応援しませんが、もしも上のような「判断には検証が必要」という意味での発言であるなら、その点については大いに支持します。日本の政治に一番欠けていたことに触れたのは大きな功績だと思います。これは野党もちゃんとツッコマなアカンところだとおもうんですけどねぇ。
11:23  |  日々の出来事  |  Comment(0)

布団が二つ

2009.02.06 (Fri)

20090206081526
久しぶりに加奈子と並んで寝ました。

熱は下がり、元気に登校してました。僕にも今のところ症状ありません。日曜日の大阪岬町の講座まで無事に過ごせますように。
08:15  |  家事・子育て  |  Comment(0)
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