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父親の痕跡

2008.10.30 (Thu)

お昼ご飯を食べながら、テレビをつけると、NHK「スタジオパークからこんにちは」で、東貴弘さんが出てい、彼がお父さんの東八郎さんについて語っていた。

ものすごく多忙で、父子すれ違いがほとんどだったにも関わらず、チョットした時間で八郎さんはシチューを作ったりノリ弁当を作ったりしていたそうな。それを見続けていた当時の貴弘少年は、「あんまり会ってないのに、そんな気がしなかった」と話していた。

僕は、これを「父親の痕跡(こんせき)」と呼ぼうと思う。

すれ違いがちな親子の場合でも、なんとか親子がお互いの存在を確認しあえる方法として、この「痕跡を残す」という方法がある。

・一言メモを残す
・交換日記をする
・料理を作ったり
・洗濯物を畳んだり
・散らかったままの部屋を片付けたり

いろんな方法で、自分が存在している形跡は残せるんじゃないかと思う。

直接の会話は時間的に難しくても、なにか残してお互いの存在を確認しておかないと、一緒に暮らしてる意味ってなに?になってしまう。休みの日のお父さんの居場所がなくなってしまったり、お父さんがいると何か落ち着かない…というのは、存在実感のない存在にしてしまっているからだ。

東貴弘さんは、お父さんが作った朝ご飯や弁当を「いただきます」と言って食べる時、お父さんのことを一瞬でも思い出したはず。一瞬でも家族の顔が思い浮かぶって、いいことだと思うんです。

せめて痕跡を残し、できるなら、コミュニケーションがとれるような形での残し方を、それぞれの家族で考えてみると、きっとそこから、それまで知らなかった家族の姿を見ることができるようになるかもしれない。

・プレゼントを買ってくるというのも、痕跡のバリエーションとしてはありだと思うけど、既製品を買ってくるだけでは、誰でもできてしまう。「当別な人」からのプレゼントにしないと、痕跡力は低くなる。メッセージを添えるとか、手づくりのプレゼントにしたりすると、「オンリーワン」な存在の痕跡になるはず。

親子はすれ違うけど、なにかできるはず!
そう思って行動すれば、きっとなにかお互いの存在を確かめ合えるツールが見付かるはず。「すれ違い?今どきの親子なんてこんなモンでしょ?」では、どんどん家族の存在も自分も存在も薄れていくだけだと思うんです。
16:32  |  男の家事  |  Comment(2)
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