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スパイカー首位怪走!―B級の魅力

2007.07.23 (Mon)

あのミハエル・シューマッハーもデビューはジョーダンだった。緑のジョーダンは青くなったり黄色くなった後、ミッドランドと名義が換わり赤+黒、そして今期からスパイカーになり、色はオレンジ。

そのオレンジが、日曜日のヨーロピアンGPで、初めてラップ記録上の1位を数周記録した。ジョーダン時代以来、実に何年ぶり?

「ホントはやる気ないんじゃないの?」と言われるスパイカー。他のカテゴリーよりも出走台数が少なく露出が多いからF1を選んで参戦しているという話も。

でも、そうだとしても、今回のヨーロピアンGPでいち早くレインタイヤに交換して、ピットスタートを選んぶという選択は、それはそれで間違ってない。どのチームも、勝利を目指していても、そこに伴うマーケティングからまったく無関心でないのが今のF1。それがさりげなくか、露骨かの違いだけだろう。例え、「一発狙い」だとしても、1位走行という記録は記録(と、ここにも書いてある)。

スパイカーは、おそらく誰がみてもB級。
だけど、そこにはB級ならではのストーリーも存在する。
決して、B級だからダメ。「『走るシケイン』に存在価値はない」のではない。

例えば、セレブレティーがブランドモノの高級鞄を手にするのもケッコウ。だけど、その鞄が好きで、コツコツお金を貯めて憧れを手に入れる庶民娘も、それはそれでエエやんかと思う。「分不相応」かもしれないけど、それを実現する自由があるのも、これまたエエことだし、そのブランドの懐の深さだと思うんです。何十個も持ってる鞄の中の一つという使われ方か、たった一つ鞄を大事に大事に手入れして使うか。どっちがイイとか悪いという問題じゃないと思う。

F1にも超一流からB級までいろんなチームが存在している。それぞれのチームにF1への関わり方がある。自動車メーカーワークスばかりのF1が存在するとしたら、それはもうF1文化ではなく、たんなるショーの実験場でしかなくなる。B級チームのヒタムキさやイカガワシさは、F1の歴史や文化を形成する大きな要素だと思う。

翻って考えてみると、多くの庶民は一流ではなくB級の人間達だ。多くの人がB級で始まりB級のまま終わる。「だから一流に憧れ、一流を目指す」のもOK。だけど、どんなに足掻いてもB級はB級。B級の楽しみと、B級的なモノへの愛情をもつことが出来た時、セルフエスティームも確保できるんじゃないかと思う。「今の僕はホントの自分じゃない」という志向もエエのですが、自分と自分の周囲への否定だけでは、なんか淋しいような気がします。

ヨーロピアンGPでトップを走ったビンケルホックは、この日がF1初レース。しかも故郷のサーキット。スパイカーがイカガワシいチームと言われていたとしても、このレーサー思いの粋な計らいができるチームでもある。

「なにかの間違い」と言っていたフジテレビの実況アナウンサーにはわかるまい。
23:44  |  スポーツ  |  Trackback(0)  |  Comment(0)

拝啓マリー・アントワネットさま

2007.07.23 (Mon)


「パンがなければケーキを食べれば良いではないか」と仰ったそうですが、今朝、パンの代わりに、昨日加奈子が焼いて半分残ったケーキを食べたのですが、ものすごく酷でございました。どんなに甘いモン好き、ケーキ好きでも、朝イチにスポンジケーキ+クリームデコレーションのケーキを食べなアカンというのは苦行です。

ケーキってのは、チョビッと食べるから美味しいのであって、パンの代わりになるモンじゃぁございませんぜ。
09:06  |  家事・子育て  |  Trackback(0)  |  Comment(0)
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