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夏爐

2007.03.18 (Sun)

僕の母校である大阪市大は、本当に地味な大学で、コレといって目立つモノはなんにもない。大学も地味なら、学生も地味だし、周辺地域も地味。グルメスポットで紹介されるような店もない。まぁ、それはそれで、下町のいい味もあって居心地が良く、僕はそのエリアに19歳から28歳の間(1年間抜けてますけど)住んでました。

そのエリアに、唯一知る人ぞ知るスポットがあり、それが「憩務所 夏爐(かろ)」。市大生なら誰でも知ってる店。そして僕の下宿先から歩いて数分!まさにローカル中のローカルスポット!

この3月で幕を閉じる「夏爐」。最後に、もう一度「レモンライス」を!と思い、梅田に行ったツイデに一足延ばして行ってきました。「夏爐」の紹介リンク先の川谷清一さんとも店の前でご対面!

お昼過ぎ(14時前)に到着したにもかかわらず、店の前には列!「こんなに繁盛してしもたら、お母さん倒れてしまうヤン!」というのは名残を惜しむ客の共通な考え。でも、並んでしまうのです。

ソファーのヘタレ具合もすでに遺産的価値。長年通いながら、初めての窓際のソファー席。相席になった向かいのお嬢様方や、親子連れ客とも自然に話ができてしまう店。

満席の店に入って、待つこと約1時間!「もぉ?フライパンもつのがシンドイ」というお母さんの、まさに最後の力を振り絞って作り出されるレモンライス。斜向かいの長崎堂が夏爐を買い取るとはいえ、お母さんが作るレモンライスはこれが最後。ジンワリ味わって食べました…

…といいいたいところですが、1時間も待って出てきたので、腹ペコの胃袋にあっという間に吸い込まれてったというのが正しいかも。このへんの「センチメンタル < 食いッ気」というところも杉本町!という感じでエエんじゃないかと思います。

僕が「夏爐」から出てきたところに、一台の配達ミニバン。空きビール瓶の回収に来た、下宿先(酒屋)のお母さん。「いやぁ?山田君やんか!」。もともと酒屋に顔を出そうと思ってたところでした。場所を酒屋に移して、これまた懐かしい話に。

風は冷たかったけど、天気もよかったし、久しぶりの杉本町は、相変わらずノホホ?ンとしていって学生時代のまんまでした。よく見ると、閉店してしまった店やテナントが変わってしまった店なんかもたくさんあって寂しい感じだったけど、もともとそんな感じの町だったし。いい時間でした。
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