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Work/Life Balance

2001.05.19 (Sat)

週刊AERA'01.5.21号に「私生活と生産性」という記事が載っていた。「社員の私生活を大切にすることが、企業の成功に結びつく」「悪い労働習慣の典型として『長時間労働の賞賛』をあげている」「成果を上げるために使う時間や場所、方法の選択は社員にゆだねるのが『ワーク/ライフ・バランス』の考え方」「日本の企業はこの点で大きく遅れている」という内容だった。

やっぱりそうやろ?

最近じゃ、不況ということもあって、社会の福利厚生はどんどん削られてるけど、僕がサラリーマンだった頃(バブルのちょっと後)までは、ワーク/ライフ・バランスは会社丸抱えだった。今や懐かしき時代・・・独身寮から営業所、社員食堂(社員で連んでお昼ご飯というモノも含む)に社内サークル・・・よくみりゃ全寮制の学生と同じだ。おまけに社内恋愛&結婚なんかもあったりすると、これはもう人生丸抱えだ。

いまは「全寮制」がなくなりつつあるので、自分でワーク/ワイフ・バランスを調整しないといけない。全寮制時代と同じような労働環境では、過労死間違いなしだ。限りなく少ないライフの時間で、食事や洗濯、掃除にレクリエーションなんかをしないといけないからだ。

でも、長年染みついた「全寮制」は、せっかくのワーク/ライフ・バランスの考え方をパーにするかもしれない。とくに若者時代を「全寮制」ドップリで過ごした人達にとっては、ワーク/ライフ・バランスの考え方自体は理解できたとしても、「ライフって何するんや?」かもしれない。なにしろ、老人福祉論のテキストには「老後の生き甲斐をもてるように指導が必要」とある。休日や退職後に「粗大ゴミ」では、ライフもヘッタクレもありゃしない。生き甲斐って自分で見付けるモンやろぉ?マッチョに「自治会長やってます!」でなくてもいいけど、「プラモデル作ってます」とか「近所を散歩してます」くらいのチョコチョコッとしたモノでもいいから、自分から楽しめるモノをもって欲しい。頼むから、「家にいてもシャーナイから仕事する」のに付き合わせないでぇ!!

「ライフする場所がない」は、早川和男さんの「あなたに居場所はありますか?」や、「健ちゃんのズッコケ週記(第2回)」にも通じる話だ。
17:03  |  家事・子育て  |  Comment(0)
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