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Edward Van Halen は永遠に

2020.10.07 (Wed)

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偉大なるギターヒーロー、Edward Van Halenが亡くなったという情報が今朝飛び込んできました。NHKの朝のニュースですら取り上げる大事件。僕は今年53歳だけど、番組の制作に関わる世代が僕か僕より少し上くらいだとしたら、まさにこれは大事件。他の世代がどうであれ、僕らにとっては大事件。とくに80年代を中高大学生で過ごした人間にとっては大事件。

僕にとってエディーは、ギターを弾き始めた時は、すでに真似すらもできないような大御所でした。「1984」がリリースされた時、僕は高校1年生。はじめてリアルタイムに聞くVAN HALENの最初の音は、「1984」のシンセサウンド。ギターヒーローのギターバンドなのに、いきなりシンセだけのインスト曲!なんで?!でも、そのアルバムのワチャワチャなパーティーサウンドがいかにも西海岸のバンド!というインパクト絶大でした。

コンサートでVAN HALENを弾いたことが一度だけあります。高校に通って4年目(!)の文化祭。軽音部の後輩バンドが「『5150』の「Dreams」を演目にあげてたんだけど、どうしてもギターのソロが弾けなくて…先輩弾いてくれませんか?」と頼まれて弾いたんでした。高校はいちおう卒業していたけど、そこの補習科に通っていたので、卒業生といえば卒業生だけど、在校生といえば在校生という、反則ギリギリのヘルプ参加。ステージの裏で僕が弾いて、後輩がオモテで当て振りしたのでした。久しぶりにギターを弾くのがエディーのソロ。浪人が決定した時にギターを一度手放し、同期の家に預けていたので、まずは家までギターを届けてもらい弦の交換から。一週間、基礎練習からやり直して、なんとかソレらしいソロにして本番。なんとか弾けたけど、ステージ上の動きと音が全然違うというバレバレ。受験時代の良い息抜きになったのを覚えています。

改めて聞き直すと、僕は、『F@U#C%K』の9曲目「Right Now」から「316」「Top of the World」という3曲の流れに、今もジーンときます。大学4年間やるだけやって全然芽が出なかったバンド活動。音楽で食べていくことはすっかり諦めて、授業にもちゃんと出て(しかも朝の1限目に出て)それが終わるとバイトという大学5回生生活。一番大学生らしい生活をしながらも、どこか寂しい気持ちももっていた時に、レンタルCDで聞いて、「あぁもうすぐ同期達のように社会人になるんだなぁ~」と思って聞いたのを覚えてます。

時は流れ、その翌年、社会人一年生時代。どういうわけだか、僕のOJT担当は、人事部をして「あいつ(僕)でもダメだったか」と言わせるくらいアクの強い人物。時代が時代ならパワハラで一発アウトだろうけど、当時はそんな言葉もなく、ただただ毎日が理不尽。そんな「with 理不尽」(by 清水ミチコさん)な毎日を支えたのが、1993年2月にリリースされた、画像で持っているVAN HALEN LIVE "Right here,right now"のLD。毎朝、LDを見て「えいや!」と社員寮を出て、帰ってきて「今日もいろいろあったけど、帰ってコレが見られた!」と毎日過ごしてました。3月に退社するまで、ほぼ毎日見続けてました。「来年の事業計画から、僕を抜いてください」という退社意向を営業所の所長に伝えた朝は、大音量で聞いて出掛けました。ま、なかなか所長に言い出せなくて、3日続けて爆音な朝をしたんですけどね。

会社員生活を終えた2年後の1995年。はじめて大阪城ホールでVAN HALENのLIVEも拝めました。サミー・ヘイガーはこの半年後に脱退。この年、リリースされた「Balance」の音に暗さが垣間見えたのは、まんざらでもなかったのかもしれないけど、LIVEは文句なしの完璧なエンターテイメントでした。本当は、LDをもっている「Right here right now」ツアーを見たかったんだけど、日本にも来なかったし、僕の中では、VAN HALENの一番いい時のLIVEをみることができたと思ってます。

高校、大学、社会人という激動する生活の中で、VAN HALENは常に僕の近くにいたわけです。


そのVAN HALENのギターリスト、エディーは、とにかくこれまでのギターの奏法やアクションや音や楽器そのものを、変えていく人でした。その辺りは、マニアの皆さんの分析が充実していると思います。

僕にとって革新的だったのは、

エディーは笑顔で弾く!
でした。

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それまでのギター弾きは、クールに弾く人が多かったように思うのです。でも、エディーは、クールさよりも弾いてるのがハッピーという雰囲気でした。とくに、はじめて、エディー・ヴァン・ヘイレンを見たのが「Jump」のPVだったので、その楽しそうにギターを弾くスタイルに衝撃をうけました。

僕のバンドのLIVEを見に来たウェールズ人の友人は、「バンドの音楽はクソだけど、Ryoは楽しそうに弾いてて、それはとてもよかった」と言われ、ウレシイやらなんやら複雑でした。

今は全然違う仕事をしてますが、パフォーマンス中は明るく楽しく語る!をモットーにしてます。家事って楽しいよ!育児ってオモシロい!そりゃ、いつも楽しく、いつもオモシロイわけじゃないけど、それでもトータルちょっとでも楽しけりゃエエやん!オモシロイと思えたら儲けモン!脅しても人は動きませんし、動いたとしても続きません。心から「おもしろそう!」「楽しそう!」「オレもやってみたい!」「あたしにもできそう!」と思ってもらえるコトが大事。

ハッピーをステージから伝える。
それはエディーが教えてくれたことかもしれないです。

Edward Van Halen よ永遠に。
そしてありがとう。
18:17  |  音楽  |  Comment(0)

Fender ディオソニック買いました

2020.08.25 (Tue)

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先日の青いムスタングに続いて(この記事)、ギターを買いました。
FenderのDuo-Sonic HS(ディオソニックHS)

先日買った、インドネシア製のスクワイアのムスタングが、予想以上の良いギターだったので、調子に乗って、メキシコ製のFenderムスタング90を物色してました。が、どっちみち買った後、ハムバッカーに載せ替えるんだろうし、だったら元からハムバッカーを積んだモデルの方が良くないか?と思って、ディオソニックHSの、それも青い(Ice Blue Metallic)モデルに狙いを定めて、あちこち物色。

ところが、関西では、たいてい店頭に実機が無い。あってもシングルコイル2本のディオソニック。HSはない。まぁ、ご縁がないのかな?と思っていたところ、東京での仕事が舞い込む。しかも、このwithコロナのご時世に対面仕事!これは良い機会!是非とも時間を作って寄らねば!ということで、
 
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楽器の街、御茶ノ水へ。お茶の水橋口で記念写真。VIVAおのぼりさん!

まずは明大通りを渡らず、駅に近い店から順番に訪ねて歩く。たくさん楽器屋さんがあるので、ブラブラ回ってたら時間がいくら合っても足りないのに、やっぱりブラブラ見て回ってしまう。管楽器屋さんや鍵盤屋さんを回らないにしても、楽しい。これに民族楽器屋さんなんかも回ってたら、もう帰れません。とくに、原始的な楽器は魔力を帯びてます。取り憑かれたら終わりです。

途中、イシバシ楽器にディオソニックHSの色違いの、クリムゾンレッドの機体があったので、一瞬、「メイプルネックのこっちでもイイかな?」と思ったり。でも、まだ楽器屋は他にあるから…と思い直して店を出ました。

御茶ノ水駅からドンドン離れて日大病院まで行っても、ディオソニックHSのIce Blue Metallicモデルは見当たらず。甲賀通りの交差点を渡って、今度は御茶ノ水の駅に向かって店を一軒一軒訪問。

そして、もう御茶ノ水駅までこの店しか残ってないゾ!という「ギタープラネット」へ。
 
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やっと見付けた、ディオソニックHSのブルー。それだけで、ご満悦の笑顔です。そして、試奏する。ビビリは無い。ブリッジもシッカリしてる。ネックの反りも僕にはわからない程度。ガリもノイズも無い!(これは後で重要に)

「買います!」

金額は定価!定価でギターを買うなんて初めての経験。ま、東京だし、そういうモンかな?と値引きは最初っから諦めてました。関西だと、「オマケ付けて」とか交渉しますけどね。金額は送料込みとのこと。今どき、楽器商売は通販ベースなんですね。

このまま担いで新幹線に乗って帰ってもイイと思ってたので、一瞬どうしようかと考えたけど、よく考えたら、ギター担いで弁当買ったり、トイレ行ったり…と考えるとタイヘンすぎ。「送って下さい」と。
 
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東京から帰った次の日、到着。さっそく、ムスタング(Bullet® Mustang® HH)と並べて記念撮影。シリアル番号で試奏したのと同じ機材であることを確認。

<ここから弾いた感想>
とくにBullet Mustang HHとの比較でいうと、ネックのスケールは同じ。ですが、ネックの厚さというかシェイプはディオソニックの方がだいぶん丸いです。厚みがあります。ムスタングHHはアイバニーズのような薄いネックです。幅は同じだと思うので、握った感じがずいぶん違います。

ムスタングHHと比べると5mmもボディーが分厚いです。その分、重たいです。ムスタングHHは、薄いボディーに加えて、肘に当たる部分とあばら骨に当たる部分に削り加工が入っているので、さらに軽いです。

ブリッジはディオソニックHSは裏通し。弦の張り替えがメチャクチャ簡単。これまでメインで使ってきたESPのM-Ⅱはフロイトローズなので、弦交換が超メンドウ。アーム使わないのに、あのメンドウくささ。あの弦交換をしなくてイイ!というのは、とても大きなメリットです。

ストラップを付けて持って気が付くのは、重量バランスがいい。これはFender系のギターはどれもいいですね。座ってよし、立ってよしです。初めてのギターがレスポール系だったので、重量バランスはちょっとでもイイと、「メチャクチャいい!」と思えます。

ショートスケールの短いネックは、レスポールのネックよりも短くて、手の小さい僕には、本当に弾きやすいです。とくにローポジションが弾きやすい。メチャクチャなコードでも指が届く!テンションの都合で010の弦が張られていますが、僕はベロンベロンでも009のセットの方が馴染んでます。次は009に張り替えると思います。音は010セットの方が断然良いでしょうね。
 
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で、音の話です。
音は、見たまんま。とくにハーフトーンが気持ちいいです。リアのハムバッカーは、トーンコントロールのノブを引っ張るとシングルコイルに。プッシュ&プッシュの切り替えじゃなくて、プッシュ&プルのタイプなので、演奏中の切り替えはちょっとコツ(慣れ)が必要かも。ポンと押すタイプだと間違いないですけど、引っ張るタイプだとトーンが回ってしまいそうです。どっちみちトーンは常に「10」ですから、大丈夫と言えば大丈夫かな?

そして、試奏の時に「ノイズもない!」が重要と書きました。このディオソニックHS…実は買ったのは8月8日。でも、レポートを上げている今日は8月25日。購入後すぐにレポートを載せようと思っていたのを、踏みとどまらせたことがありました。それは、ウチのアンプに繋ぐと、ノイズがものすごい!楽器屋で弾いた時は気にならなかったのに!

特に、スイッチでシングルコイルにすると、ビーッという、かなり大きなノイズ。弦を手で触れると収まる。アースは効いてる。でも、フロントにしても、リアをシングルにしてもノイズ。シングルコイルって、こんなにノイズが出るモノなのか?

あまりに不安だったので、近所の「East Village Guitars」へ持ち込んで、初期不良かどうか見てもらいました。その結果、店の大きなアンプで鳴らすと、ノイズゼロとはいかないまでも、気にならない程度に収まる。

「あれ?」

ショップの東村さんの話では、家の前の電線までの距離や、ACプラグの上下(左右)によるノイズの違い。はたまた周辺地域の高圧電流線も影響しているとのこと。そういや、ウチは大手私鉄2社が乗り入れる駅近く。しかも、その2線に挟まれたエリア。高圧電線が近くにありますわ。

ついでに言うと、Fenderメキシコとはいえ、「Fender製品でも、ここまでノイズの少ない機体は少ない」とのこと。なかのキャビティにノイズ対策加工してるのかも…とも仰ってました。

心当たりがあるのは、ギターのボリュームを「10」で弾いていた点。マルチエフェクターでバッキバキに音を歪ませても、ボリュームを「5」で弾くと、ノイズは気にならない。

これはトモ藤田さんのYouTube動画で、「そういう音の作り方もあるのかぁ」と知りました。僕は常に「10」の人間でした。だからリッチー・ブラックモアが、ボリュームをしょっちゅうイジっているのが理解できてなかったのです。スティーヴ・ヴァイ先生もよくイジってますね。

それにしても、近所にこんな有名なギターショップがあること、そして、そのショップとの関係でトモ藤田さんというグレイトギタリストを知ったこと。長く弾いきて、出会ったご縁だと思います。

ノイズの大きさが初期不良かと心配になり、それなら交換してもらわないと…と気になっていた半月。やっと自分の物になった気がしました。さっそく、リアピックアップにカバーされていたビニールを剥がしました。まだピックガードにはカバーが付いたままです。ネックの裏プレートにもカバーは付いたまま。練習しているうちに、いつか剥がれると思います。
 
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父娘で、ムスタングHHとディオソニックHSのツーショット。ストラップもそれぞれ買いました。娘の方は、最近流行の「竈門炭治郎モデル」(?)です。いつかギターディオできる日は来るのでしょうか?ギターデュオよりも、父娘漫談の日の方が早い気がしますけど。
 
14:15  |  音楽  |  Comment(0)

新しいギターが来た

2020.07.29 (Wed)

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ウチに新しいギターがやってきた。フェンダー系列のスクワイアのムスタング。その名も「Bullet® Mustang® HH」。フジゲンが来たこの日以来の新顔ギター。

娘の誕生日プレゼントに買ったのです。オンライン講義が続く前から、家でテレビを見る時間が多い娘は、手当たり次第にアニメを見てまして、今は「鋼の錬金術師」がお気に入りの様子。課題が終わったり、授業の息抜きに、Netflixでアニメ見てますわ。他には「銀魂」もお気に入り。今流行りの「鬼滅の刃」は漫画もスッカリ網羅して、マニアック(といっても、あんまり深い話ではないらしい)に探求してます。

で、「鋼の錬金術師」の主題歌がポルノグラフィティの「メリッサ」という曲なんですが、この曲もえらく気に入った様子で、「この曲のギターソロを弾いてみたい」とオトンへの殺し文句を言うわけです。まぁ、持続化給付金も入ったことだし、誕生日も近いし、もしかすると、後期の大学の講義体制次第では、この夏にウチを離れるかもしれないし(可能性は低そうだけど)…というわけ(どういうわけや?)で買いました。

Amazonでギター買ったのははじめて。なんの割引もない定価×消費税の¥22,770でした。ギターを定価で買ったのははじめてだわ。定価で買うという概念がなかった。いつも値切って買ってた。それにしても、ずいぶん安いなぁという印象。「安かろう悪かろう」な昭和の頭の僕は、現物を見るまで不安でしかなかった反面、まぁ「ダメでもともと」な感覚でもありました。
 
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一番、気になってたのが、このブリッジ。

僕は基本、アーミングプレイをしないトレモロアーム要らない人です。チューニングが狂うのも嫌だし、なんせ、ピッキングを強くした時に、音程がヘニョヘニョと不安定になるのがどうも苦手で。ミューとした時もなんか変な感じだし。フロイドローズが乗ってるESPのM-IIはフローティングしてるので、もうそのへんはヨレヨレ。それでもメチャクチャ鳴るギターなので手放さずに、というかメインで弾いてます(しかも、アーム付けて)。

Fenderのムスタングというと、あのCharさんが弾いてたこともありましたが、あのトレモロどうなってるんですかね?かなり不安定そうで、チューニングとか狂いまくりそうですし、あのブリッジでミュートとかできるんでしょうか?と思ってたら、このトレモロなしのムスタングですよ!興味ありありで注目してました。

ブリッジに話を戻すと、Fenderのサイトに載っている写真でもブリッジの後ろが写ってないんです。いったい弦はどう張るのか?というのが気になってたんです。
 
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ブリッジの後ろから通すのね?でした。もうちょっとグレードの高いメキシコ製Fenderのトレモノ無しムスタングは、ボディーの裏から弦を通してるんですけど、このSquierのムスタングはブリッジの後ろからです。テンション(張力)が低いので、チョーキングはものすごく軽い。
 
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安いギターは、このチューニングペグがボロかったりするんですが、これは普通です。届いたギターには弦が張ってたんだけど、文字通り張っただけの弦だったので、チューニングもベロベロだったし、巻きがユルユルでした。弾くたびにチューニングし直し。最初は、「やっぱりボロなペグが付いてたんか?」と思ったくらい
 
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保証書は、Fenderのピック型。ちょっとオモシロイ。
 
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安いのにケースがおまけで付いてた。ケースは別買いだと思ってたのでラッキー。
 
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で、娘のオンライン授業中にかなり弾き込んだので、感想を。

新品のギターって、ものすごく久しぶりに弾いたせいか、それとも今どきのギターはそうなのか、ネックに保護膜吹き付けてるんですかね?最初、ものすごくタッチがヘンでした。1フレットから指をスライドすると、フレットがゴリゴリ当たる感じ。指板が滑らない感じとでも言うでしょうか?しばらく弾くと、スムーズになってきたので、きっと何か塗ってるのかもしれない。なんせインドネシア製。はるばる船で(たぶん)運ばれてくるわけです。その間に湿気の変化なんかでネックが反ることも考えられるし、保護膜的な物を使っていても不思議じゃないです。というわけで、最初、違和感のあったネックも、数時間弾き続けるといい感じになりました。

インドネシア製のギターってのもはじめての経験。もう十分いけてます。素晴らしいです。かつては韓国製でメタメタのがありましたが(サミックとか)、今は韓国製もすごく良い出来です。で、このインドネシア製のSquierは、かつてメタメタだったサミックのOEM生産品です。アジアの技術力は昔とは全然違います。

スケールがレスポールよりも短くて、とにかく手の小さい僕には弾きやすい。なにが弾きやすいって、高音ポジションよりも低音ポジションです。パワーコードで長い時間弾いてると、握力が落ちてきて、もう6弦1フレット&5弦3フレットを握ろうにも力が入りにくくなるんです。そんな時でも、ちょっとスケールが短いだけで、こんなに楽なの?というくらい楽。そもそも1フレットの位置が近いし、1フレットと3フレットの間も近い。手の大きい人は、ストラトとかで弾いても、このくらいの楽さで弾いてるのかぁと思ったくらい。

写真で見た時、ブリッジからボディーの端までがちょっと長いような気がしてたんですが、これがストラップを付けて立って弾くと、ちょうどいいバランス。ラージヘッドと相まってか、とてもいいバランス。これまでずっとレスポール系やフロイドローズが乗ったギターや電池が入ったギターを弾いてきて、ギターの重さは仕方ないと思ってたんだけど、これはちょっとマシですね。木も軽いし金属部分も少ないし。

フレットは速弾きギターみたいな太さはないけど、普通のストラトよりは太いと思います。それとこのネックは指板側がフラットな感覚です。Vネックのギターも弾いてたことありますが、このタイプは実はあんまり弾いたことがありませんでした。弾きやすいですね。速弾きもいけそうです。

で、肝心の音ですが、22,700円にしては上出来な音です。もちろん僕のESPのM-IIと比べたら全然木鳴りとかしてません。ガン☆と弾いたときの共振なんかも……です。サスティンもそれなりです。もともとの低音も高音もあんまりないので、エフェクターでグワッと持ち上げてみても限界あります。そりゃまぁ、スコーンと抜ける音はないです。でも、逆にいうと、ちょっとボリュームを絞った甘めのクリーンで弾くとエエ感じです。ハーフトーンは好きな音です。

あ、ノイズが全然気になりません。ボリュームをフルにしたまま、放置してもノイズが出ません。これって当たり前なのかもしれませんが、僕が所持しているギターはどれもハイパワーなPUが搭載されているせいか、ノイズが出ます。たんに配線やセッティングがまずいだけなのかもしれませんけど。このギターはノイズ対策バッチリです。

とにかく、悪くないギターです。なんてったって22,770円。嘘みたいな値段です。コスパ満点です。僕が高校生の頃は、8万円くらいだしても程度の悪いギターがゴロゴロしてました。中古市場では、ジャパンビンテージなんて付加価値付いてますけど、ダメなギターはとことんダメでした。僕が最初に手にしたギターもトホホでした。どんなに頑張って練習しても、弾きにくいトホホな楽器では上手になりません。いいギターに持ち替えた時にブイブイ弾けるようになるかというと、そんなワケはなく、トホホ楽器で磨いた腕は所詮トホホです。持論ですが、楽器とパソコンは、はじめの一歩でイイのを使わないとダメです。

こんなにお手軽な値段で、ここまで仕上がったギターが手に入るなんて、初めてのギターに最適です。自腹で買って、これだけ褒めちぎっても、Fenderからは1円ももらえませんが、それでもコレはいいギターです。
 
22:42  |  音楽  |  Comment(0)

RUSH "Power Windows"

2019.12.05 (Thu)

デジタル音楽配信サービスの「Spotify」を使い始めてだいぶん経った、先月、「今年、僕がよく聴いた100曲」がまとまっていたので、今日聞いてみた。

iTunesで聞いているのは、かつてCDで持っていたり、CDをレンタルしたものや、ネット購入した音楽データなので、Spotifyとは選曲が少し違ってくる。

iTunesは原稿を書いたり講演の準備をしている時に流すことが多い。流れる曲が分かっている方が落ち着くし、気が散らなくていい。Spotifyは「これって誰の曲?」「あ、これイイ曲!」というはじめての曲との出会いがあるので、仕事中だと気になる。だから、家事や読書や遊んでいる時に流していることが多い。

新しい発見や、昔聞いた懐かしい曲が流れてくるSpotifyで、一番流れていたのは、

1985年のRUSHのアルバム、"PowerWindoes"からの6曲目「Middletown Dreams」でした。

RUSHのライブでもあんまり演奏されたことがない曲。

もともと、この"PowerWindows"は、レンタルしたCDをカセットテープに録音してよく聴いていたアルバム。カセットテープからデジタルデータに移行する際に、「まぁ、いつでも手に入るだろうから」「全曲、完全に覚えているから」という理由で、デジタル音源では確保していなかったアルバム。

ちなみに4曲目は「Marathon」。この曲は、LIVEでもよく演奏されている曲。趣味でマラソンをし始める2011年よりも、はるか前から好きな曲。1曲目も有名な「The Big Money」、3曲目もライブでお馴染みの「Manhattan Project」。マンハッタンプロジェクトは、今、歌詞を読むと、まさに広島に落とされた原爆についてで反戦反核拡散の歌。最後の8曲目の「Mystic Rhythms」もLIVEではお馴染み。

そんなRUSHお馴染みの曲に挟まれながらの6曲目「Middletown Dreams」。
この曲の魅力はドラマチックな展開。サビのもって行き方が格好良いし、ギターソロが終わって曲調が落ち着き、♪It's understood♪と入るところの展開は、クラシック音楽のような雰囲気すら感じられます。

長い間、このアルバムの曲はほとんど頭に入っていたと思っていたけど、聴いてなかった時間が長くなり、記憶も定かでなくなってきたところにSpotifyで聴き直し、改めてこのアルバムの完成度を再認識。それと同時に、「あぁ、僕はきっと、このアルバムを聴いて、シンセサイザーが欲しくなったんだろうな」と思い出しました。確かに、この後、人生初のシンセサイザーを購入したのでした。そのシンセのメーカーに就職することになるとは…でしたが。

17:38  |  音楽  |  Comment(0)

レスポールJr.(もどき)のブリッジを交換

2019.08.21 (Wed)

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Orville by GibsonのレスポールJr.を25年くらい使ってます。なにが良いって、22フレットギリギリまで弾きやすいこと。

はじめて持った自分のギターがレスポール(もどき)だったので、22フレットは親指がネックから落ちて、クラシックギター弾きスタイルになっていました。
 
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ピックアップはもともと付いていたP-90(これは本物)から、セイモアダンカンのJBに交換。トグルスイッチでシングルコイルと切り替えできるように。スイッチはトーンコントロールが付いていた穴に。だから1Vのシンプル回線。でも、ノイズはけっこうある。そして、せっかく(現在では貴重品?)のP-90は行方不明に。

弾きやすさにおいては、まったく問題のない、レスポールJr.。ただ唯一の問題点はブリッジ。長年使っていると、テールピースに溝ができてきて、そのせいか音はちょっと詰まった感じに。
 
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Amazonで安いの買いました(これ)。一番イイのは、これらしいけど、もうズッと欠品状態。ま、もどきのブリッジなので、パチモン臭いのでも良いかと思いきって購入。
 
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台風10号上陸時で家にこもった機会に交換作業しました。中国製です。今は、中国製品もボチボチな品質のモノが出回るようになりましたが、これはどうかな?
 
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やっぱり!?中国のド田舎で作られてるパーツなんでしょうか!?都市部郊外の工場で、こんなレベルは今どき珍しいですし。
ブリッジの厚みがあり過ぎて、Orville by Gibson規格のアンカーボルトに入りません。もしかしてインチとミリの差?
 
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…というわけで、もともと付いていたアンカーボルトをクルクル回して抜き、中国ブリッジについていたアンカーボルトをねじ込む。こっちは規格がマッチ。さすがに、自分ところで作っているアンカーボルトだとブリッジもピッタリでした。
 
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もともとのテールピースは、このように弦のスジが彫り込まれている状態。
 
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Made in JAPAN!Orville by Gibsonは日本製ですから。シリアルナンバーなんて普段興味がないので調べたことなかったんですが、探したら…無い!ってことはシリアルがシールだった、初期の寺田楽器製だったのかも。
 
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テールピースをセットして弦を張り替えて…とよく見ると、アンカーボルトとテールピースの間に隙間が。この調整スクリューがテイルピースに届いてない。というか、このスクリューが、アンカーボルトに対して真っ直ぐ入ってない。つまり、スクリューの穴が斜めに空いている。

どんだけエエ加減な作りやねん。まぁ、本体がJr.もどきなので、とりあえずコレでもエエのです。
 
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弦高は、オクターブピッチ調整をするサドルの分だけ上がりました。かなり高くなりました。以前はベタベタに下げていて(下げすぎていて)、3弦の17~19フレット辺りでビビってました。それがまったくビビらなくなりました。これで、普通のギターの弦高になったと思います。

弦高は上がったとは言え、メチャクチャ高くなったわけではないし、「ちょっと高いかな?」程度です。とはいえ、パーツの寸法や作りもそうだったように、素材も決してイイものではないはず。音も決して良くなったわけではないはず。でもまぁ、これでご飯食べてるわけでもないんだし、お手軽なパーツ交換。

だけど…やっぱり

ということで、アレコレを物色してます。
 
08:41  |  音楽  |  Comment(0)

ウクレレが壊れた

2019.07.18 (Thu)

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2015年3月に買ったウクレレ(この時)。
今朝は(たぶん)なんともなかったのに、
仕事が一段落した午後、
ちょっと弾こうかな?と思って見たら、
画像のような無残な姿に。

ブリッジ部分の接着がベロッと剥がれて宙ぶらりん。
フォークギターやクラシックギターは、
ブリッジが剥がれるトラブルがあると聞きますが、
まさかウクレレでも起こるとは…。
あの弦テンションのユルさなのに。

記録を見ると、18,800円で購入してました。




それはそうと…
今朝から、たくさんのヘリコプターが飛んでいます。
京都アニメーションで放火殺人事件が起こったようです。
この記事を参考にしました。
これは「殺人事件」ですよね?

「涼宮ハルヒの憂鬱」「けいおん!」や「らき☆すた」など、
たくさん父娘で一緒に見た京アニの作品。
近所の会社だけに、
友人の友人など、関係者も多数巻き込まれたようです。
一人でも多くの人の無事を祈っています。

僕のウクレレが壊れたことなど、小さなコトです。
とはいえ、これも哀しい。 
 
15:21  |  音楽  |  Comment(0)

新しいギターがやってきた

2019.01.29 (Tue)

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2011年のこの日のブログ記事に「この3本でもう十分満足です。これ以上、増えないと思います。」と書き残していたのに、あれから8年後の今日、新しくギターが一本仲間入りしました。

ヤフオク!でなにげなく見ていて一目惚れした男前のギター。オークションサイトの写真で見てもキレイ。コンディションも良さそう。そして「フジゲン」製。メイド・イン・ジャパン!今、エレキギターの大半は新興国で作られていて、もはや日本製のギターは貴重。ウチには、オービルbyギブソンのレスポールJr.もあるので、期せずして二本目のフジゲン製造のギター。

はじめて買ったヤマハのレスポールもどきも、もしかするとフジゲン製かもしれないし、大学時代に弾きまくった「へのへのもへじ」ギターも、もとはスクワイアだったから、ほぼフジゲン製。ギターシンセサイザーのGR-505ももしかすると…。いろいろご縁のあったフジゲンなんです。ここで出会ったのも運命かもしれません。

そんなフジゲンのギターが、3万円で出品されている!しかも、誰も競争入札してこない。そのまんまの値段で、僕が落札してしまいました。「あと10分!誰も入札して来ぉへん」と言ってる間に、「あと10秒、9、8、7…あれま!」でした。すぐに入金、翌朝、発送の連絡。そして、今日の午前中にギターが到着!!出品者の埼玉県からの送料は2,451円でした。

しかし、午後に大きな地震が来やせんかと、内心ビクビク。なんせ、この一つ前に買ったアリアプロIIのPE-R80。我が家に届いたのが2011年3月11日のお昼すぎ。テレビを見ながらいろいろ調整していたら、急に地震速報。そしてあの津波の映像。「やったぁ、届いた!」から一転、この世の終わりのような光景に接する一日になったのでした。

今回は、今のところ大きな地震は起きてません。このブログを記録している今になって、2011.3.11のことを思い出していますが、今日、フジゲンのギターが届いた時は、3.11のコトも忘れてしまっていました。

さっそく、梱包を解き、中身を確認。写真以上の男前!カッコええわぁ。ホンマに中古?というくらい傷は少ないし、そもそも弾いた形跡がほとんど無い。僕の扱いが雑なんでしょうか?皆さんこんなキレイに弾いてるんでしょうか?ネックのヘッドに一つだけ打撃痕がありましたけど、その他、金属パーツなどはほぼ新品。

ブリッジは、出品時にあんまり確認してなかったんだけど、僕の好きな2点支持にブロックサドル。もともと僕はアームをほとんど使わないので、アームは写真を撮る時につけたけど、すぐに外してしまったくらい。トレモロブリッジよりも、フィックスで弦を裏通しするタイプの方が理想。このギターはブリッジが5本のバネでかなり強く引っ張っているから、チョーキングしても他の弦の音程が下がらない。これはイイ!

アンプに繋いで音出し。久しぶりに弾く、ストラトタイプのシングルコイルのギター。リア+センター、フロント+センターの☆シャリン☆とした音は本当に独特。ネックを握った感触がイイ!こればっかりは店で実際に弾かせてもらわないとわからないモノなんですが、運良くイイ感触のネックに出会えました。ストラト系なので、フレットは細い。太めのフレットになれた僕には、最初ちょっと戸惑う感じ。タッチに慣れるまでは練習ですね。

チョーキングが重たいのは、きっと指先の硬さが無くなってるからでしょう。もはやギター弾ける指ではないと。1時間ほど練習したら、握力がなくなってきてるコードは弾きにくいし、速弾きしようにも指が回らない。そんなジジイの手は復活するのでしょうか?そして、最近、「ヒビケア」で改善がみられる指先の手湿疹。今日、たくさん弾いたので、金属アレルギーが再発しやしないかと、ヒヤヒヤしながら過ごしています。

まさか、再び新しいギターを手に入れるとは…です。せっかくなので、アレルギーに気を付けながらも、また練習を再開しようかと。今からやればボケ防止になるか?まずは人前でジャカジャカと弾けるくらいに戻したいものです。
 
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YMO「ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー」

2019.01.08 (Tue)

2019年1月2日に放送された、NHK名盤ドキュメントト「YMO“ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー”」の録画したいたものを、今夜見ました。

僕が小6の1979年に発売されたアルバム。当時の僕は、まったくそのことは知らず、はじめて聞いたのは中学1年になった1980年になってから。聞いた記憶が2回。どっちが先だったかは覚えていないけど、2回ともその時の光景を鮮明に覚えています。

記憶の中の光景から、秋だと思うけど、文化祭だったのか、それともオーストラリアからの交換留学生のレセプションだったか、とにかく僕は中学校の体育館の舞台上で、吹奏楽部員として座っていました。吹奏楽部員でいっぱいのステージ上手にエレクトーンが置いてありました。自分たちがなにを演奏したかはまったく覚えていないけど、僕たちの演奏の後、そのエレクトーンで中3のかなり背が高く、横幅もかなり大きな男子が演奏したのが、「RYDEEN (雷電/ライディーン)」でした。「ソリッド・ステート・サバイバー」の3曲目の名曲。

「なんちゅー格好エエ曲や!」

その男子生徒は、少なくとも吹奏楽部に所属している人ではなく、合唱部でもなさそうで、たぶん柔道部の先輩だったと思います。そんな彼が、左右の手と両足バラバラに、しかもなにやらスイッチ類をイジリながら、そして大汗かきながらエレクトーンを弾いている姿を、後ろから見ながら、ただただ曲も格好イイけど、演奏しているのも格好いい!と思ったのでした。それが一つ目の記憶。

もう一つは弁当時間の記憶。
昼休みの弁当時間。放送部が校内放送を流していたんだけど、ある日流れたのが「RYDEEN (雷電/ライディーン)」。「ソリッド・ステート・サバイバー」の他の曲も流れたのかもしれないけど、覚えているのは「RYDEEN (雷電/ライディーン)」のみ。その曲のイントロが流れ出すと、箸をドラムスティックにして、弁当箱を叩きながら、狂ったように首を振る級友!音楽をスピーカーの前で正座して聴くべしという「音学」として育てられた僕にとって、人をここまで動かす音や楽曲の力!なんて自由な聞き方!これまた衝撃の光景となりました。

参考までにいうと、このヘッドバンギング男は、数年後に、僕がギターを弾いていたハードロックバンドでボーカルをすることになる、石原大造でした。一緒のクラスになったのは、この中1の時だけ。高校も別だったけど、通学路で再会して高2の半年と、大学2年から3年の時に一緒のバンドで活動することになるのでした。

音楽といえば、クラシックの曲がほとんど、他は映画音楽と、たまに爆発的なヒットをしてクラスのみんなが歌って覚えたピンクレディーや、およげたい焼き君程度。今から思えば、本当に偏った音楽を聞いていた僕にとって、「RYDEEN (雷電/ライディーン)」は、はじめて格好イイ曲!と思えた楽曲でした。いい曲はあっても格好イイと思える曲はなかなか巡り会えないモンです。

この曲をきっかけに少しずつクラシック以外の音楽に触れられるようになるのですが、この「RYDEEN (雷電/ライディーン)」を越える衝撃は、その後、中3になるまで巡り会えずでした。なにしろ歌謡番組は見ることを許されず、ラジオも電源をONする権限ナシ(なぜかプロ野球のラジオ中継はたまにOK)。レコードはプレイヤー自体が家になかったし、ミュージックカセットもそれが買える小遣いの金額ではなかったので、ポピュラー音楽の情報が入る余地はほぼゼロ。しかも、音学はジッとして聞かねばならないという、なかなかのストイックな環境でした。ただ、ストイックなだけならまだしも、クラシック音楽以外をバカにしたような親の見解を、世の中そういうものだと思っていたので、自分でもポピュラー音楽を受け入れる必要性を感じてなかったのもありました。

そんな中学1年生の僕が、格好エエ曲!と出会ったのが「RYDEEN (雷電/ライディーン)」。そして、その後、少しずつ聞くことになる「ソリッド・ステート・サバイバー」の各曲。とはいえ、今夜まで4曲目の「CASTALIA (キャスタリア)」がこんなにイイ曲だと知りませんでした。そして「DAY TRIPPER(デイ・トリッパー)」のギターが鮎川誠だったというのも今日知りました。ツアーにはずっと渡辺香津美がサポートしていたので、この曲もてっきり。それにしても、ずいぶん泥臭いロックなフレーズ弾くなぁと思っていたんだけど、鮎川誠なら納得です。

番組ではDENONのカートリッジが映ってました。レコードプレイヤーが家になかったし、高校時代はラジカセ暮らし。大学時代にCDの時代になってしまい、レコードとは触れ合う機会がありませんでした。クラシック音楽原理主義だったわりに、音質にはまったく無頓着だった親は、「良いプレイヤーで聞いたら、違う曲になるんか?」と言われたのを覚えています。僕の中の、欠落体験の一つは、レコードをプレイヤーに乗せて、針を落とす作業なのかもしれません。あのDENONのカートリッジは、その象徴的アイテムと言えましょう。

良きオーディオセットへの憧れは、中高時代ズッとありました。とにかくモノラル再生機しかなくて、ステレオ再生自体が憧れでしたし。音が鮮明になることが、うるさくなるのと同義になる価値観のもとでは、高校時代にステレオラジカセを買ってもらうのが精一杯。そういや、ウォークマンが登場したのも中学時代。中2の時に発売になったウォークマンⅡのオレンジのヘッドフォンが格好良くて、憧れました。もうレコードプレイヤーやコンポなど夢の機械だったけど、ウォークマンくらいなら買ってもらえるかと親に聞いたら「そんな金はない」と言われたのも覚えています。ウォークマンすら買う金がないのに、ステレオコンポなど無理に決まっているし、ましてや部活で使う楽器(トロンボーン)などとうてい買ってもらえるわけもないと納得した記憶があります。

中3で出会った「RYDEEN (雷電/ライディーン)」を越える格好イイ曲。それはラジオで聞いたイーグルスの「ホテルカリフォルニア」のライブ盤のギターソロ。その数ヶ月後に聞いたJOURNEYの「Don't Stop Believing」。中2の後半から日曜朝の「不二家歌謡ベストテン」を聞かせてもらえるようになり、ようやく世間のヒット曲を耳にできるように。「ギンギラギンにさりげなく」「風立ちぬ」はこの時の曲。中3の途中で引っ越して、自分の部屋と自分のラジカセが与えられ、FMラジオが聞けるようになり、洋楽も聞けるようになったのでした。「ウルサイ」と言われ、ほとんどヘッドフォンで聴いていましたけど。

ここからギターを買うまでが、これまたさらにキビシイ道のりで…。


「RYDEEN (雷電/ライディーン)」の衝撃の話が、いつの間にやら、音楽環境に関するルサンチマンの吐露に。いろいろ思い出す番組でした。



そういえば、ラジオの電源ON権は、それほど厳格でなかったような記憶もあります。松田聖子の「夢で逢えたら」や伊藤つかさの「星に願いを」を聞いていた記憶があるし。…調べてみたら1981〜1983年頃の番組ですね。やっぱり中1の時はラジオも聞いてなかったようです。

そういえばのついでにもう一つ。「リムスキー=コルサコフ /トロンボーン協奏曲 変ロ長調」の入っていたカセットテープに、伊藤つかさの「星に願いを」を上から録音してしまったことがありました。親からは烈火の如く叱られました。吹奏楽部で自分が担当する楽器の協奏曲が入ったカセット音源。それをミーハーなタレントのラジオで消すとはケシカラン!だったのでしょう。

とはいえ、MY楽器でない学校備品の吹奏楽部員。チューバくらい個人では手が出ない楽器なら学校備品でも問題ないけど、個人で買えてしまう楽器のパートには備品楽器も少ない。中1の間は超年代物で緑青が浮かんだボロボロの備品楽器が割り当てられていました。吹いても吹いても鳴らない楽器とのお付き合いでした。中2以降は運良くほどほどな備品楽器が当たったけど、それは3年の先輩がMY楽器を買ってもらえたから回ってきた楽器。パートの後輩もMY楽器を買ってもらえる人達だったので、僕はそのほどほどを使い続けられたけど、いつボロに回るかわからないし、進学先の高校で備品楽器が当たるとも限らないなか、トロンボーンを続けられるかは運次第。トロンボーン協奏曲の上から伊藤つかさを録音してしまったのは、たんなる失敗だったのかもしれないけど、子どもながらにこの楽器とは長く付き合えないことを悟ったのかもしれません。今から思えば、金もかかるし練習場所にも困る管楽器と距離ができたことで、ヘンな進路を考えずにすんでヨカッタと思いますけどね。これは、あくまでも結果論。

 
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コンサートのついでに

2018.10.28 (Sun)

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昨日は、Zeppなんばへデフレパードのコンサートを見に行ってきました。

せっかく大阪へ行くので、ちょっと早めに家を出て、ついでの用事もあれこれ。

まずは、北浜のかかりつけ医で定期検査と薬をもらいに寄る。わたくし尿酸値が高く、常に痛風の危機と接しております。最高に重たかった時期に一度発作を起こしておりますゆえ、尿酸値を下げる「ザイロリック」を飲み続ける必要があります。父親も尿酸値が高いという、いわゆる遺伝性。食生活を変えても、ほとんと尿酸値には変化がないという、如何ともしがたい状態でございます。

で、北浜からZeppなんばへ行くのだと、どうやら地下鉄堺筋線の恵美須町から歩くのがよさそう。恵美須町といえば、電気屋街!
 
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ということで、堺筋沿いを北に向かって撮ってみる。が、僕が大阪にいた頃の華やかさは影をひそめ、ちょっと寂しい感じ。ま、平日の夕方だし、こんなモンなんでしょうか?
 
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恵美須町から日本橋にかけては、けったいな、得体の知れない、それでいて「なんかありそう!」な店が、通りから一本入ったところにあったりします。「五階百貨店」はその典型のような場所。古いシンセサイザーを物色するのに、つきあって入ったことが何度も。大規模な電気屋は姿を消しているけど、小規模な中古屋などは、まだ残っていました。掘り出しモンっぽい物もありそうです。
 
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実は、サラリーマン時代に、この辺りも回っていました。直接の担当店があったわけではないですが、先輩営業マンに付いて回ったり、ちょっとした納品に出掛けたりしていました。当時は、ここら辺はカレー屋さんがたくさんあったので、適当に飛び込んで食べていた記憶があります。今回もカレーで!と思っていたんだけど、「ここにあったはず」な場所には見当たらず。堺筋沿いの「上等カレー」に入りました。380円の上等カレー。チェーンだったんですね。カレー屋にはほとんど入らないので知らなかった。
 
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カレーでお腹も膨れたし、コンサートへの準備がバッチリ。歩いてZeppなんばを目指す。

それにしても、姪っ子が行っていた「オタクショップなら日本橋」とはいったいどこのこと?と思いながら、なんいも考えずに、TAITOの看板を西に曲がると、正面に見えるのは「animate」があるでないの。おたくの神様に誘導されるがごとく、フラフラ~ッとそちらへ。そして、「あ、難波を抜けねば」と思い立ち、そのまま北へ向かう。

上の画像のような、メイドさんたちが通りに並んでいて、店のチラシを配ってるんです。1人だったり2人一組だったり、いろんな店のいろんなメイドさんが数メートルおきにならんで立ってます。なんか歩いて通るだけでも、ウハウハな気分。メイド喫茶って、これまで一回入っただけかな?ずいぶんと前のコトなので、今はどうなってるんでしょ?
 
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時計を見ると、まだ時間に余裕ありそう。「ココまで来たなら!」と寄ってみた「おとぐら(音蔵)」。周囲の店はすっかり様変わりしていたのに、ここだけは「そのまんま」残っていました。僕が営業マン時代に毎週訪れていた楽器店。
 
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社長の植野さん。僕を見るなり、「ん?どっかで見たような…」というようなお顔。「ずっと前にR社の営業で来ていた山田です」と言うと、「おお!そやったそやった」と思い出してくれました。しばし昔話に花が咲きました。今でも弾いているESPのM-2はこの店で買ったのですが(経緯はこのページに)、その時の話をすると、「そうそう、とんがったギターな」と。
 
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Zeppなんばに付く直前からパラパラと雨。今回はスタンディングというライブハウスのような入場券。整理番号の早い順に入場。僕は860番台。待ち合わせの岡山さんと山村さんと合流しながらの入場。それいけ!となるべく背の低い人の後ろへ!と真ん中前を目指す。

会場前のSEはローリングストーンズの"Start Me Up"、レッド・ツェッペリンの"Kashmir"からThe Clashの"I Fought the Law"。この曲を知ったのは、オリジナルじゃなくてBrian Adamsの"Live! Live! Live!"でカバーされていたのを聞いて。昨日、久しぶりに聞いた。SEって、そのバンドのメンバーやスタッフが好きな曲だったり、バックグラウンドだったりする曲が流れるので、興味あるんですよね。そういえば、昨日のライブ中、ベースのRick Savageが来ていたのは「Queen」のエンブレムTシャツだったし、やっぱりイギリスのバンドなんやなぁと思いました。

1999年の厚生年金ホールで見て以来のデフ・レパード(たぶん)。あの時のメンバーのまま。ギターの音がずいぶん変わっていて、今風の音になっていた印象。なんというかギュンギュンした音でした(とくにフィル・コリンの音)。音の響きが今ひとつで残念。でも演奏自体はよかったと思います。あのメガヒット・アルバム「ヒステリア」をそのままライブで演奏。ドラムソロも、ギターソロも入らず、最小限のMCで、かなりスムーズに演奏していたと思います。もちろんライブなので、フェイドアウトの曲はブチッと終わるから、100%の完全再現は不可能だし、ギターソロなんかも若干変更やらアドリブやらが入っていました。

1987年リリースのアルバムってことは、31年前のアルバム。30年以上経って一番変化するのは、「喉」という楽器。さすがにボーカルのハイノートは厳しそうでした。これは去年見に行ったDREAMTHEATERも同じでしたが。
 
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演奏自体はよかったと思いますが、なんせZeppなんば。フラットな床なので、低身長の僕は明らかに不利。ちょうど僕の目線で撮ると、こんな感じ。ステージには近いんだろうけど、ほとんどなにも見えない。前でスマホをかざしている人の画面を見て、「あぁ、そっちにいるのね?」という感じ。僕はやっぱり楽器が見えないと寂しく感じます。ステージも低かった気がするので、余計に見えない。デフ・レパードの演奏は問題なかったけど、このホールで見ることには問題ありすぎ。いっそ目をつぶって聴いていてもよかったなと思うくらい。

昔、講義で「低身長のハンデ(障がい)」の具体例で、「コンサートで損する」という話をしたら、学生から「こんな曲ありますよ」と教えてもらったのが、ダンス☆マンの「背の高いヤツはジャマ(YouTube)」。昨日のライブは、まさにこんな感想です。


 
00:26  |  音楽  |  Comment(0)

ノイズキャンセリングをダブル利用

2017.12.18 (Mon)

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今回のハワイ往復。往路7時間+復路10時間だったので、機内の騒音対策にノイズキャンセリング機器を持っていきました。

BOSEのQuietComfort2(QC2)は以前から使っていたもの。この時に、イヤーパッドとヘッドパッドを交換して延命。長きに渡って持ってます。実は、出張なんかに持っていくには大きすぎるので、国内移動はSONYのMDR-NWBT20N Lを使ってます(画像右のイヤフォン)。

今回は、このSONYのイヤフォンと、BOSEのヘッドフォンの二つを持って搭乗。

SONYのMDR-NWBT20N Lが威力絶大!オート設定でもある程度のノイズキャンセリングはできるんですが、実際に飛行機が巡航しているところで、その音を拾って消音レベルをセット(AI NC機能)すると、一気に騒音が減るんです!BOSEのQC2が今ひとつ消音パワーが強くないのに比べて、この値段(6,500円前後)でこの静かさ?!というコスパの高さ。

このSONYのノイズキャンセリング・イヤフォンの上から、BOSEのQC2をかぶせると、かなり静かな環境が手に入ります。もちろん完全にノイズゼロの世界ではありませんが、かなり快適なレベル。

帰りは搭乗前の充電をウッカリ忘れていたので、SONYの方は3時間くらいでバッテリー切れ。モバイルバッテリーで45分くらい充電したら復活。

改めて思うのは、飛行機での移動疲れのうち、騒音による疲れというのが相当あるということ。ノイズキャンセリング機器を使うようになってから、とくに機内泊が楽になったと実感。

今回は二つを組み合わせるという試み。SONYにはもっと上位機種があるし、BOSEも今のQuietComfort35は強力だと聞きます。ウチはBOSEのQuietControl 30を使ってる人がいるので、なんとなくわかります。QC2よりは明らかに能力上がってます。

皆さんも、空の旅のお伴に、ノイズキャンセリング機材をオススメします。とくに機内泊がある時は、効果絶大です。
 
15:53  |  音楽  |  Comment(0)
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