IKEA商品の組み立て
2021.04.04 (Sun)

IKEAへ行くたびに気になっていたこの照明 KNAPPA。先日の買い物でマンションまで持って帰ってきたんだけど、時間切れで作れず。後日、ガス開栓とIKEAからの大型便が到着する前に組み立てることに。

照明の大きさのわりにはコンパクトな箱。てっきりぼんぼり状態のが縦にクシャッとたたまれているのかと思ったら…

このパーツ数。あの花びらは一つ一つ組み立てていくんです。どおりで箱がちいさいわけです。

まずはたてに一列組んで、こんなモン!を確認の上、グルっと今度は横へ。素材は柔軟なプラスティックなので、破れることはないし、意図的に力を加えない限り折れ曲がったりすることもありません。↑UPマークが随所に入っているので、たぶん間違えないと思います…と言いながら、↑UPマークに気付くのが遅くて、初っ端を間違えましたけど。

照明って、普通は見上げるモンですよね。こうやって、手に持って横から見ると、全然印象が違います。

リモコン対応のLED電球(TRÅDFRI トロードフリ)を仕込んで完成。普通の電球でも問題ないと思います。

クールな青系の照明も、暖かいオレンジ系の照明も、リモコンで切り替えできます。でも、たぶんズッとオレンジ系で行くと思います。リモコンは明暗の調整がメインになりそうです。

照明が組み上がってから、IKEAの大物が到着しました。右手前の床に白いポツポツがいっぱい飛び散っているのは、照明器具の花びらを組む際に飛び散ったパンチ穴素材。掃除機が到着してから組み上げるのが本来でしょう。

なぜか椅子ばっかり組み立ててしまい、机が一つも組めませんでした。時間切れというのもあるけど、もう一つの理由は…

ポジティブドライバーです!もちろん欧州企画のIKEAの家具を組むにあたって、日本ではあまり馴染みのない、このポジティブドライバーが必要なことは知ってました。そこで、IKEAの電動ドライバー「FIXA フィクサ」を買って備えていました。プラスもマイナスも、そしてポジティブドライバーのビットも入っているので、万全!
…と思っていたらビットの長さが足りなくて、ネジが回らない!フィクサのビットは数センチの長さ。レールハムンの脚をくっつけるには、5センチ以上のビットが必要(たぶん)。この日はこれ以上の組み立てを断念して帰宅。帰宅後にAmazonでビットを注文。ポジティブドライバーのサイズがわからなかったので、とりあえず「PZ1」から「PZ3」まで入ったセットを購入。もっと安いのもあったと思うけど、探すのもメンドウだったのでコレにしました。
次は、机を組み立てるぞ!
次は、必ず軍手を持っていこう!と思いました。組み立て時に付属のレンチがグルグル締める作業があったのですが、レンチが細くて、締める際に手に食い込んで痛い痛い。ヤワな手には軍手が必要です。それとゴミ袋!早く市の指定ゴミ袋を手に入れないと!そんな買い物をするためにも、毎回あの坂道をエッチラオッチラではタイヘン。早くアシスト自転車も買わないと!
この春は身体のことやら、仕事の変化など、いろいろあって、メンタル面も疲れてグッタリしていました。でも、こういう組立作業は、頑張った分だけ組み上がるし、成果は目に見えるし、役に立つものだし、精神衛生上とてもいい作業だと思います。少しずつ活力も戻ってきている気がします。
エアコンを買い替えました
2019.08.24 (Sat)
昨日、8月23日に家中のエアコンを買い替えました。

リビングも

僕の仕事部屋も養生カバーで覆われました。



8時50分頃から始まった作業は、お菓子休憩、お昼休憩を挟みながら、15時過ぎに終わりました。
前もダイキン、次のもダイキン。リビングのエアコンは暖房に使わないので、別の機種。2階の二部屋は暖房も使うので、同じ機種をサイズ違いで導入。
世の中の「あるある」なのか、エアコンを付け替えた昨日は、冷房不要の涼しい一日でした。今日の昼、初めて本格的に稼働させました。これまでのエアコンに比べると、涼しさは感じるんだけど、自然な肌感覚。僕の中で最高レベルのエアコンは新幹線N700系のエアコンなんですが、それに匹敵する心地よさ。いい買い物をしたと思います。
しいていえば、サイズがでかい。今どき、大型化するのは珍しい。室内機も室外機もひとまわり大きくなってる。それ故に、シェードの場所が動いたり。室内機の奥行きが、かなり延びていて、これには若干の圧迫感もあります。
いろいろ機能がたくさんあるので、取り替えたばかりの今のうちに、あれこれ触って、使えるようにならねば!です。「あとから」「使う時が来たら」と思っていると、その機能があることすら気付けず、永遠に使わないと思うし。
昔は、ワクワクしながら、新しい家電や情報ツールを触りまくっていましたが、今は少しメンドウだと感じることも。とはいえ、せっかくの最上位機種なんだから、フルに使わないとモッタイナイですね。

リビングも

僕の仕事部屋も養生カバーで覆われました。



8時50分頃から始まった作業は、お菓子休憩、お昼休憩を挟みながら、15時過ぎに終わりました。
前もダイキン、次のもダイキン。リビングのエアコンは暖房に使わないので、別の機種。2階の二部屋は暖房も使うので、同じ機種をサイズ違いで導入。
世の中の「あるある」なのか、エアコンを付け替えた昨日は、冷房不要の涼しい一日でした。今日の昼、初めて本格的に稼働させました。これまでのエアコンに比べると、涼しさは感じるんだけど、自然な肌感覚。僕の中で最高レベルのエアコンは新幹線N700系のエアコンなんですが、それに匹敵する心地よさ。いい買い物をしたと思います。
しいていえば、サイズがでかい。今どき、大型化するのは珍しい。室内機も室外機もひとまわり大きくなってる。それ故に、シェードの場所が動いたり。室内機の奥行きが、かなり延びていて、これには若干の圧迫感もあります。
いろいろ機能がたくさんあるので、取り替えたばかりの今のうちに、あれこれ触って、使えるようにならねば!です。「あとから」「使う時が来たら」と思っていると、その機能があることすら気付けず、永遠に使わないと思うし。
昔は、ワクワクしながら、新しい家電や情報ツールを触りまくっていましたが、今は少しメンドウだと感じることも。とはいえ、せっかくの最上位機種なんだから、フルに使わないとモッタイナイですね。
ロウバイが満開
2019.02.13 (Wed)
ロウバイが咲き始めた
2019.01.10 (Thu)

別宅の玄関脇に植えているロウバイが咲き始めました。
朝のニュースで「ロウバイが咲き始め…」というのが聞こえ、ハッと気が付き、午後、別宅へ。
案の定、玄関にはロウバイの落ち葉。年末、様子を見に行った時には、小さなつぼみが付いていたんだけど、その時も、そして今日も枝には葉っぱが残ったまま。葉を触ると、ポロポロと落ちる状態。すでに落ちた葉だけでもけっこうな量なのに、これからまだ落ちる葉もけっこうな量。この際なので、全部葉を落として、スッキリさせることに。
裏庭でもいろんな木のつぼみが付き始めてました。なにはともあれ、今のうちに枯葉と枯れ草の掃除。本宅にはナンテンくらいしかないのに、別宅にはなんやかんやと植わっているので、その手入れが増えました。とはいえ、贅沢な作業です。
別宅を借り始めて7ヶ月経ちました。この先、雪なんかが積もったらどうなるんでしょ?あの家は。
昔の家事の知恵
2018.12.11 (Tue)
別宅の土間と居間の間の引き戸。以前から、開けようとすると引っ掛かる。ガラスの入った戸なので、重さもある。その重さで、引っ掛かると菱形に戸が歪む。ガラスが抜け落ちると大ごと。おまけに、今ではなかなか手に入りにくいガラス。
とりあえず、引っ掛かる原因を探ろうと、重たい戸を抜いて底を見てみる。

戸車を入れようと試みた跡なのか?それとも以前、ここに戸車があったのが外れたのか?穴ポコだけが残っていました。その周囲はガッタガタ。
戸車を買って付け直そうかと思ったりしたけど、とりあえず一番安くかつ簡単に滑らせる、伝統的な「ろうを塗る」を試してみることに。

近所のコーナンで買ったのは、「すべロウ」。ちょっとは軽くなるだろう、程度でたいした期待もせず、とりあえず敷居に塗り塗り。
あとで説明書を読むと、あんまり塗ると良くないらしい。チョビッとでエエらしい。
結果…なんといいますか、昔の家には昔の暮らしの知恵が活きるんですな。スルスルと開け閉めできるようになりました。引き戸も菱形に歪むこともなくなりました。調子に乗って、あっちこっちの敷居に塗りました。
とりあえず、引っ掛かる原因を探ろうと、重たい戸を抜いて底を見てみる。

戸車を入れようと試みた跡なのか?それとも以前、ここに戸車があったのが外れたのか?穴ポコだけが残っていました。その周囲はガッタガタ。
戸車を買って付け直そうかと思ったりしたけど、とりあえず一番安くかつ簡単に滑らせる、伝統的な「ろうを塗る」を試してみることに。

近所のコーナンで買ったのは、「すべロウ」。ちょっとは軽くなるだろう、程度でたいした期待もせず、とりあえず敷居に塗り塗り。
あとで説明書を読むと、あんまり塗ると良くないらしい。チョビッとでエエらしい。
結果…なんといいますか、昔の家には昔の暮らしの知恵が活きるんですな。スルスルと開け閉めできるようになりました。引き戸も菱形に歪むこともなくなりました。調子に乗って、あっちこっちの敷居に塗りました。
トイレの修理
2018.07.19 (Thu)

昨日から、「流す」ボタンを押しても、ペコッというかカスッというか、そんな音がして、チョビッとだけ水が流れるような状態。一度では流れず、何度か押してると普段通りの流れになるという、なんとも不安定な挙動。
他にも、シャワートイレのノズル付近からは、黒いゴム上のものが垂れてきてるし、それとは別で、数年前から電源ライトが点滅(これは定期チェック受けて下さいのシグナル)。実は、便座の固定ボルトは、とっくに折れていて、アッチ向きコッチ向き状態だし。とにかく、あれこれ正常とは言いがたい状態。
前回、INAX…いまはLIXILの修理部門に電話して修理にきてもらったのが約7年前(この時)。7年間分の問題がいろいろ溜め込まれていたわけです。
お昼過ぎに電話すると、「業者から直接連絡させます」というLIXILの窓口。そして電話がかかってきたのは、7年前と同じ人から。スマホには、登録していた業者名と名前が表示される。「またお世話になります」ということで、電話から1時間くらい経って業者さん到着。
今日の京都は39.8℃。観測史上最高気温を記録。トイレはたいていエアコンが入ってない。しかも狭い。少しでもトイレ室温が下がるよう冷気をトイレに送り込んで迎えておきました。
あれこれ直してもらって、
今回は10,162円の修理代。
もうじき、トイレ本体も限界が来ると思うし、部品の在庫もなくなると思うので、電源点滅のチェック(チェックだけで8000円くらい)は無視してもいいとのこと。
冷蔵庫、洗濯機、食洗機、エアコンは毎日毎日使っているけど、買ってから13年間、なんとか動いてます。でも、そろそろ故障する頃だろうな。覚悟しておかねば。今日みたいな高温でエアコンが壊れたらどうする?ホテル住まい?…と思ったけど、差し当たっては、別宅で過ごすという手段が増えたことに気付いた。でも、別宅のエアコンは本宅のよりも年代物なので心配。
風呂場入り口の修理
2018.02.11 (Sun)

風呂場と脱衣場の境界部分。クロスがめくれてきてました。

その下は、木が腐っています。風呂からの水が少しずつ浸透して木を腐らせたようです。

2月9日に業者に来てもらい修繕してもらうことに。まずはクロス部分をキレイに剥がすところから。手前は、床下収納庫。こんなキワキワにあるので、この間部分だけの修繕にしてもらいました。クロス張り替えになると、脱衣場全面の張り替えが必要になるので、それは全面リフォーム時にすることに。その時までの一時しのぎ的な今回の修繕。
さいわい、二層になっていた床材の上の部分だけが腐っていて、下の部分は大丈夫でした。

クロスを剥がした部分は部分にはタイルか石を貼る選択肢があったんだけど、石にしました。なんとなく風呂屋のイメージです。9日の朝9時にスタートして、終わったのは13時45分でした。思った以上に上層の木を剥がすのに時間がかかったそうです。腐ってなかった部分は、接着剤がガッチリ効いていて、それで時間がかかったとのこと。費用は35,460円でした。

さて、腐った部分の改修は終わったものの、原因部分を修理しないと、また同じことが起きます。今回は、上に腐らない石で覆っているので、隙間から染みこむ水は下の木を腐らせてしまいます。
そこで、交換が必要なのが、ドア枠タイト材(水密材)。ドア枠はクリナップ。さすがに、補修パーツも残ってないと思うし、パーツさえ手に入れば、自分で修理できそうだけど。
3月末に向けて準備中
2017.03.06 (Mon)
加奈子の高校入試も終わり、4月からは高校生!
これまでのように、リビングの座卓や床に、ドチャーッと問題集やらノートやら広げて、寝る時はそのまんま、学校行く時もそのまんま…という生活はさすがにカンベン。今後は、床の上の放置物は即廃棄という、ルールを採用させてもらおう。
そこで、散らかしてもいい限定ゾーンとして「自分の部屋」を設定させようと。「自分の部屋を好きにしていい」という条件の下、まず「どの部屋を自分の部屋にする?」から考えさせてます。部屋中フライング・タイガー・コペンハーゲンのグッズで溢れさすもヨシ、無印良品で揃えるもヨシなどと提案すると、やっと楽しみスイッチが入ったようで。
で、
「1階がイイ」と。1階というとリビング以外は、和室しかないが…
「畳がイイ」と。
…ということは、大人は2階ってことで、どうやら和子さんが西部屋、僕が東部屋ということになりそう。
築12年の我が家。エアコンのリモコンの寿命が順次訪れているようです。おそらく本体もそろそろ?冷蔵庫、洗濯機、このあたりはいつでも買い換えできるようにしておかないとな。
それと、この家に引っ越してきてからの12年間、ほぼ手つかず(手を付けられず)のクローゼット2つ。これもリセットせねば。本棚の整理も必要だし、そもそも2階西部屋の本棚は壊れてるし。
…なにかと物入りの春ですけど、こんなふうに家のことも考えられるのは、加奈子がお安い公立高校に進学が決まったからかも。私立だと、本当にお金かかるんですね。私立は授業料半額免除の特待生で合格したんだけど、「半額でもこの額?!」という公立との差額でした。エアコン全部入れ替えて、冷蔵庫、洗濯機を買い換えても、まだオツリがくるんでないの?という差額でしたし。
しかし…ホンマに4月に片付くんかな?
これまでのように、リビングの座卓や床に、ドチャーッと問題集やらノートやら広げて、寝る時はそのまんま、学校行く時もそのまんま…という生活はさすがにカンベン。今後は、床の上の放置物は即廃棄という、ルールを採用させてもらおう。
そこで、散らかしてもいい限定ゾーンとして「自分の部屋」を設定させようと。「自分の部屋を好きにしていい」という条件の下、まず「どの部屋を自分の部屋にする?」から考えさせてます。部屋中フライング・タイガー・コペンハーゲンのグッズで溢れさすもヨシ、無印良品で揃えるもヨシなどと提案すると、やっと楽しみスイッチが入ったようで。
で、
「1階がイイ」と。1階というとリビング以外は、和室しかないが…
「畳がイイ」と。
…ということは、大人は2階ってことで、どうやら和子さんが西部屋、僕が東部屋ということになりそう。
築12年の我が家。エアコンのリモコンの寿命が順次訪れているようです。おそらく本体もそろそろ?冷蔵庫、洗濯機、このあたりはいつでも買い換えできるようにしておかないとな。
それと、この家に引っ越してきてからの12年間、ほぼ手つかず(手を付けられず)のクローゼット2つ。これもリセットせねば。本棚の整理も必要だし、そもそも2階西部屋の本棚は壊れてるし。
…なにかと物入りの春ですけど、こんなふうに家のことも考えられるのは、加奈子がお安い公立高校に進学が決まったからかも。私立だと、本当にお金かかるんですね。私立は授業料半額免除の特待生で合格したんだけど、「半額でもこの額?!」という公立との差額でした。エアコン全部入れ替えて、冷蔵庫、洗濯機を買い換えても、まだオツリがくるんでないの?という差額でしたし。
しかし…ホンマに4月に片付くんかな?
排水系トラブル(完結編)
2017.02.28 (Tue)

先日、アップした排水系のトラブル。その続編にして完結編です。結論からいうと、無事に解決しました。しかし、そこへの道のりは少々険しかったです。最初からプロにお願いすれば、平坦な道ではあったのですが、自分で解決を目指した分、いろいろ理解できた面もあったので、それはそれでヨシとします。

「おそらく何かで排水系が詰まっている」と推測し、まずは詰まっているであろうモノをゴリゴリしてみました。が、3mではなにも引っ掛かりません。

そこで購入したのがケルヒャーの高圧洗浄器K2クラシックプラス。それに15mのパイプクリーニングホース。本体よりも15mホースの方が値段が高い!ケルヒャーではよくあるパターンです。バキュームクリーナーWV75 plusにスチームクリーナー SC1クラシックもある我が家。ケルヒャーのお試し貸し出しができそうです。
昨日の夕方に届いたケルヒャーの高圧洗浄機。今朝、もう一つ購入した物品の到着を待ってから始動させることに。

待っていた物品とはコレです。防水の内視鏡。これで中を見て、目標物にピンポイントで高圧水を当てて解決!と目論んだわけです。

いざ、内視鏡を配水管の中へ!
おおお!見えるぞ!これが詰まりの正体だったのか!
と上手くいくわけがなく、
自分のアホさ加減を思い知るのでありました。
配水管が詰まってて、汚水が溢れ出ているのです。ということは、配水管の中も汚水。真っ黒です。そんな中に内視鏡を入れても、LEDライトが付いているとはいえ、見えるのは真っ黒な闇。ライトの前だけが白く映り、おそらく洗剤カスと思われるおびただしい浮遊物が通り過ぎていくだけ。
ええい!見えない敵でも、高圧洗浄機をもってすれば解決できよう!
ケルヒャーの高圧洗浄機に15mのホースを取り付けて、イザ!
ところが…ここでも、やらかしてしまいました。新品のホース。さっきまでガッチリと巻かれていたホース。しかもけっこう堅いホースで一度付いた巻きグセがそのまま残っている。それなのに、そのまま配水管に突っ込んでしもたのでした。
3mくらい進んだところで、どうやら風呂側の分岐に先が入ってしもたらしく、押しても引いても動かない。引っ掛かったままで、どうにもならない。困った困った。
手元に残っている12mのホース束をグルングルンと回しながら引っ張っているうちに、スポンと分岐から離れて戻ってきた。
今度は、十分に先端1mを真っ直ぐに伸ばしたうえで、再度挑戦。今度はグングン進んでいく。どうやら風呂もキッチンも通過した模様。ところが、12mくらい行ったところでガツンと壁にあたる。これはゴミの固まりでもなさそう。かなり堅い感触が伝わってくる。高圧洗浄機でもどうしようもないような固形物の予感。
もはやこれまで…
設計と施工をした工務店に電話したところ、関連会社の専門業者を向かわせるとのこと。
先に2人が到着。さっそく現場検証。その前に「ガレージを空けといてくれませんか?」と連絡があったので、クルマを運転して、近くの駐車場へ移動。久しぶりにウチのAQUAを運転した。で、駐車場にあったマンホールを3つポンポンポンと開ける。2つは流れを見るためのマンホールだけど、残りの1つが道路側の排水マスでした。こっちにもあったのか!あとで、確認したら、庭の排水マスから12mくらい先は、この道路側の排水マスでした。そりゃコツンと当たるわけだわ。

なかは、庭の溢れた排水マスの比ではない汚れ具合。そして、こっちももうすぐ溢れんばかりの水位。「ギリギリでしたね」というスタッフ。「とりあえず水を通そか?」バールでマスの内側をゴリゴリ。すると、ドブのような悪臭が。
「何ですかね?」
「油と洗剤のカスがくっ付いたモンですよ」
そして数十秒後にはゴボッという音と共に、ギリギリまで上がっていた汚水の水位がドンと下がる。隣の流れを見るマンホールに汚水が流れ込む。上の画像は、その水位が下がった状態。周囲の白い物体は洗剤カス。そして、あと数センチでこちらも溢れるところまで来ていたのがわかります。
とりあえず流れ出したのを機に、洗濯機の下から強烈な異臭。昨日、洗濯機の下の管が詰まってるんじゃないか?と掃除した際、トラップの水を抜いてしまっていたのでした。昨晩から「なんかドブ臭いな…」と思っていたけど、開通した途端に本格的な臭いまで開通したみたい。水があるから臭いが上にこないのに、その水を抜いてしもてるもんだから、臭さ直撃ですわ。慌てて洗濯機を動かして、トラップに水を。ようやく臭いは収束。
さて、ここまででも、当面は困らないけど、このままだと、近いうちにまた今回のようなコトが起こる。かくなるうえは築12年で初めての排水洗浄をお願いしよう。

というわけで、高圧洗浄車が到着。駐車場の水道から水をいっぱい引き込み、圧力を上げて、イザ!

洗浄が始まると、思った以上にスンナリ。こちらは道路側の排水マス。

こちらは庭側の排水マス。これが正常時の水位なのか。
せっかくなので、片付けてる業者さんといろいろ会話。ケルヒャーのホースよりもはるかに柔らかそうなプロのホース。しかもこちらからは全然力を入れずともスルスルと管の中を進んでいくように見えるホース。聞くと「そうなんですよ、噴射する水が後ろ向きなんで、それが推力になって進んでるんです」とのこと。ケルヒャーのはホースが堅いから、勝手に進んでる感じがなかったけど。先の構造はケルヒャーも同じなので、ホースが柔らかくなってくると、取り扱いも簡単になりそう。
「こっち(道路側)にも排水マスがあると思いませんでしたよ」という話から、「排水マスがとんでもない場所にある家」の話になりました。床下にある家があって、その家もマスから排水が溢れ出てたんだけど、なんせ床下。その床下浸水がある日、畳を抜けて床上にまで達してたそうな。そこまでいくと、キッチンや風呂の排水だけではなくトイレの排水も混ざってしまい、床下は…惨状だったそうです。物置の下になっていて、溢れているのに気が付かない家もあるらしい。
今は排水マスがポリ製品なので溢れ出るけど、昭和時代にはコンクリートで作られたものもたくさんあるらしい。すると溢れ出る前に、しみ出して地下へ流れでるらしい。ひどい時は土壌まで流してしまい、去年の博多駅前のように地下が空洞になることもあるんだそうな。恐ろしやぁ。
いろいろ話を聞けて納得!や、そうだったのか!など話のネタをいただきました。とにかく3ヶ月に一回は、排水マスを開けてたまった汚れを掻き出すなり、高圧で砕いて流すなどした方がイイというアドバイスでした。
不発に終わった内視鏡。キレイになってからもう一度試みたモノの、やっぱり水の中ではよく見えない。ムダな買い物をしてしまったかと思ったけど、待てよ…水の中に入らなきゃいいんだから…

と思って、作ったのが内視鏡を載せる舟。これにカメラを載せて固定させればいけるか?これなら排水管の水の上を沈み込まずに。でも、途中でねじれたりしたらやっぱり水没か?いずれにしても近いうちに再チャレンジせねば。
それにしても、一戸建て暮らしの家事には、排水管の管理も含まれていたとは。リフォームや修繕については、いろいろ書かれたりしていますが、水回りのそれも排水のメンテナンスなんて、家事本にはほとんど触れられていません。少なくとも僕は見たことがないです。マンション住まいのライターさんが多いのかな?
それと洗剤カス、気になります。どの洗剤がダメなんでしょうかね?
---後日追記---
排水管洗浄の費用は45,000円でした。
12年分として3,750円/年、312.5円/月の計算になります。
チリも積もれば山となる。小マメなチェックが出費の抑制に。
排水系のトラブルです
2017.02.26 (Sun)

1週間くらい前から、なぜか庭が水没するように。はじめは激しく雨が降ったからか?と思っていたけど、晴れた日でも水没するのを確認。こりゃマズイ。

しばらくすると水は引いていく。

だいぶん経つと、ここまで水位は下がる。
で、どこが原因か一つずつ水を流して調べてみると、洗濯機と洗面台で流した水が溢れ出ている感じ。お風呂は浴槽のお湯は流しても溢れ出てそうにないけど、シャワーの排水は溢れ出ているような気がする。
そこで、家を建てた2004年11月の画像を調べてみると、配管具合が写っているのが数枚あった。

洗面台からの排水はほぼ真下方向に基礎の下へ流れている。緑色はガス管。

洗濯機の排水は、風呂からの排水の途中から合流して基礎の下へ。

その基礎の下はどうなっていたかというと、こんな感じ。

…ということは黄緑色で囲んだあたりが詰まっていて、排水マスに逆流してきているのでは?と推測。
しかし、この場合、浴槽からの排水も合流しているわけだから、ものすごい水量が庭に流れでてくるはずだけど、そこまで大量の逆流は起こっていない。ちょっと疑問。
とはいえ、黄緑の部分は怪しい。その先で合流するキッチン排水も少し流れが悪いような気がするので、黄緑ゾーンから少し先まで詰まっているのかもしれない。

それにしても、基礎工事の前からズッと写真を撮り続けててヨカッタ。今、とっても役に立っています。当時は「こうなってるのかぁ」とおもしろがって撮ってたんだけど、基礎の下までわかるなんて、本当に撮っててヨカッタ。明日は、排水マスから本来の水の流れに沿って、5mのパイプクリーナーを突っ込んでみます。
それがダメなら高圧洗浄機を購入しようと思います。
家を建てて12年と3ヶ月。そろそろ、いろいろ出てきそうですね。冷蔵庫や洗濯機も今のところ無事ですが、そろそろ寿命が近づいていると思いますし、エアコンも…。