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SCOOTスクート関空〜高雄初就航便で往復してきた

2015.07.12 (Sun)

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7月9日、SCOOT(スクート)の関空から高雄(台湾)初就航便に搭乗しました。

スクートはシンガポール航空出資による中距離LCC(ローコストキャリア)。LCCといえば、ボーイング737かエアバスA320というベストセラー機が多い中、スクートは新しいボーイング787のその中でも最新型の787-9(少し機体が長い)。当然、機体はピッカピカ。

普段は黄色と白の機体便で運行されるスクート機ですが、今回は初就航便ということもあってか、シンガポール建国50周年記念ペイント機(こちらに関連記事)での飛来。

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関西国際空港でのチェックインは、第1ターミナルの一番南端のカウンター「H」。チェックイン業務は日本航空が担当していました(なお高雄ではエバー航空が担当)。関空ではワンワールドのJALが担当。高雄ではスターアライアンスのエバーが担当。オモシロイですね。

初就航便ということで大混雑かと思いきや、意外と少ない客でチェックインもスムーズ。聞くところによると、前日のタイ経由シンガポール行きの初就航時は大混雑なうえに、チェックインも初日ということで大混乱だったそうです。2日目にして、すでにかなりスムーズになっていたというところでしょうか。

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チケットは、このような簡素なもの。こういうところにお金を掛けないあたりは、LCCという感じです。

同時間帯に出発する便が固まっていたせいか、南側の入国審査は長蛇の列でした。関空のパターンとして南が長蛇の列の時は、北側が空いている可能性大です。行ってみるとやっぱりガラ空き。手荷物検査も入国審査もユッタリ。

せっかくなので、出入国の自動化手続きもこの機会にしました。これで、人がいる窓口が混んでいる時は自動化ゲートを。有人窓口が空いている時はそちらへという選択が可能に。

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搭乗ゲートは「27」。ズッと遠くの方かと思いきや、意外と建物の真ん中辺りで、ウイングシャトルは近い方の駅。免税店もたくさんある場所でした。ゲート付近にはイベントの飾りつけも。
 
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始まりました抽選会。5000円分のクーポンや高雄、シンガポールまでの往復券が当たる抽選会。座席番号に続いて名前が呼ばれると、あっちこっちでキャ〜〜!と大きな声。当選者の名前から判断したところ、ザンネンながら日本人客には当たらなかったようです。機体の到着が遅れ、出発も遅れていたのですが、抽選会のおかげで退屈せずにすみました。

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さて、いよいよ機内へ。僕の席は「10C」で、搭乗口から前に向かってすぐ。一番前にはスクートビズ(ビジネスクラス)のゾーンがあり、その一つ後ろのスーパーシートゾーンでした。他よりも10cmほどシートの間隔が広いようです。座ってみた感じ、下手なフルサービスの航空会社のエコノミー座席よりもユッタリです。データ的には例えばデルタ航空のエコノミーで79〜81cmです。このスクートスーパーシートは89cmあります。デルタのデルタ・コンフォートプラスと同じです。ただし、座席背面に液晶画面などがなく背もたれが薄いスクートの座席の方が、圧迫感が少なく、その分だけ広く感じるのかもしれません。

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一つ上の画像でもわかるとおり、肘掛けはかなり簡素な作りになっています。通常は、肘掛けの横内側にならぶボタン類が、肘掛けの上に並んでいます。とくに一番上の照明ボタンは、チョットした弾みで押してしまいます。客室乗務員(CA)呼び出しのボタンには、間違えて触れないように周囲に枠が付いていますが、それでも故意ではなく触れてしまっていることがあるようでした。

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搭乗率が低く、ユッタリしていたので、試しにエコノミーのスタンダード・シートにも座ってみました。シートピッチは79cmとありますが、それ以上のユッタリ感があります。ちなみに僕は身長158cm。しかも短足。足下はこちらでも十分です。

シート配列は3−3−3という、最近のボーイング787の主流です。ANAの長距離線787ですら2−4−2から3−3−3に切り替えたくらいですから、中距離の787でしかもLCCとなれば3−3−3は自然な流れでしょう。

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ボーイング787-9の照明はLEDランプを使っているので、こんな調光も可能です。まさに「ドリームライナー(787の別名)」な演出です。

噂の気圧調整機能や湿度調整や低騒音性は、「そういえば、そんな機能が付いてたな」と思うくらいでした。もともと耳ツンや肌カサカサ、髪の毛バッサバサになって、はじめて「あ〜機内だなぁ」と実感するものですが、意識しないくらい快適だったということでしょう。現段階ではスクートでボーイング787を使っているのは関空発着便のみですが、順次、成田発着便も777から787へ入れ替えられていくようです。
 
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関空から高雄までは3時間40分のフライト。そのくらいの間なら、食べずに行くことも可能ですが、今回はお試しでスペシャルミールを。「照り焼きチキン」シンガポール$21.99(≒1980円)です。チキンは火の通り具合もよく美味しいし付け合わせもまずまず。キャベツの酢漬けはチョット酸っぱめだけど、暑い日には逆にウレシイ味。問題はご飯。久しぶりのタイ米でした。1993年の米騒動時を思い出しました。もしもコレがサフランライスなら、まったく違和感なかったと思いますが、さすがにタイ米をジャポニカ米と同じように炊いても美味しくないですね。デザートはハーゲンダッツのチョコアイスと各社機内食でお馴染みのミネラルウォーター。

これで1980円は高いかもしれませんが、午前中の仕事を終えて、お昼ご飯をちゃんと食べられずに空港まで直行した腹ペコの僕には値千金でした。16:15発なので、お昼からそれまでに時間があれば、他で食べることも可能ですし、高雄に着いてからの料理価格を考えると、かなりお高い設定だとは思います。
 
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手洗いもチェック。簡素な作りながら、必要最小限はすべて備わっています。新造機だけあって、壊れている箇所もまったくありませんでした。この辺りの作りはボーイング787の標準仕様のままでした。

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おむつ交換台が片手でセットできるのも当然。これもボーイング787の標準仕様。

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ANA機のボーイング787でお馴染みのシャワートイレは…さすがに付いてませんでした。

ここからが、スクートの関空就航記者会見でも触れられていた「スクーティチュード」!というところ。

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これは、搭乗ゲート前での抽選会で当選した人への機内記念撮影会。右奥の白い制服の人はこの機のキャプテン。僕はこの前後のCAさん達のやり取りを見ていたのですが、この記念撮影会は、CAさん達のアドリブ的発案で決まったみたいでした。個人的には、右下の男性CAさんは途中から何度も話す機会があって、すっかり仲良しに。

行きのクルーに一人日本人女性CAさんいたのですが、その方は僕の帰り便でも一緒になりました。顔を見合わすなり「あ〜っ!」と手を振る。こんな親しみやすいCAさんはじめてでした。

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初就航便ということもあってか、はたまた空席率が多かった余裕か、CAさんのセルフィー撮りイベントも。こんなの他のキャリアでは見たことありません。なによりも人間性重視で採用が決まるといわれるスクートの客室乗務員。「このあとクイズするんだけど、答えは☆☆☆だからね」と僕の耳元でささやくCAさんも。

関空から高雄までは3時間40分のフライトでしたが、途中で映画を見たり音楽を聞いたりしなくても十分楽しめる機内でした。気が付くと、高雄国際空港上空。

到着は台湾時間の18:55。7月だとまだまだ明るい時間帯に到着です。この後、空港直結の地下鉄に乗って、美麗島駅近くの宿泊地にチェックインした後、六合夜市に出掛けることができました。

この関空→高雄「TZ287便」は、午後半休を利用するとかなり有効に時間が使えます。LCCの中には、安いけど時間帯がキツイという便もありますが、この便に関しては、台湾との時差1時間と搭乗時間と空港からの移動時間を考えても、その日の夕方から楽しめるような時間設定が可能になります。

 
22:42  |  旅行  |  Comment(0)
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